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ちしきの金曜日
 
マイナー博物館へ行こう!

博物館なのに土禁です。
ちゃんと順路がありました。

中に入ってみました。

内装も単なる民家と寸分違わぬ雰囲気です。それもそのはず、この博物館は実際の民家をリノベーション、というかそのまま保存したもの。博物館としてちょっとズルい気もしますが、館長によると
「由緒正しい特種な歴史上・文化上の品物はいろいろな場所に保管されるけど、庶民の普通の生活は意外と後生に残らないので私が未来に伝えていこうと思った」
という至極真っ当な理念がちゃんとあるそうです。そう言われてみると、確かにこういうものを残すって大事なことなのかもしれません。博物館の中によく『○○時代のくらしを再現』というディスプレイがありますが、再現しなくてもそのまま家ごと展示物に変えてしまえばいい、という発想ですね。博物館のあり方を世に問うオルタナティブな博物館です。


タンスの中には……
昭和の庶民の必需品が詰まっていました。

この家が建てられたのは戦後の復興期の昭和26年(ちょうどサンフランシスコ平和条約が結ばれた年)、当時は資材が不足していたようで建物としては粗末な造りだそうですが、今でも普通に暮らせそうな雰囲気でした。ただ、天井が低いので蛍光灯でたまに頭を打ちます。あと、階段の傾斜が急で怖いです。


階段の段が狭いし傾斜がきつい。
居間に置いてあったアンティークラジオ、かっこいい。

ほかのお客さんがなぜか他人に思えない。

ちゃんとした博物館できれいにディスプレイされた展示品を見るよりこうやって一軒家の中をぐるぐる回りながら展示物が置かれているので興味がもてるし、わかりやすいです。友達の家に行くと細かい様々なものに興味がいってしまう人にとってはかなり楽しめる場所だと思います。なんだか生活をのぞき見してるようなワクワクがあります。

 

見学後にお茶と茶菓子をご馳走になりました。

昭和のくらし博物館

大田区南久が原2−26−19
03−3750−1808
http://www.digitalium.co.jp/showa/
入場料:大人500円、高校生以下300円
定休:月曜日

独特の雰囲気がうけてかオープンの99年から客足は右肩上がりに増えているそうです。



 

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