なぜフルーツ牛乳、コーヒー牛乳はなくなったのか?
「確かにあまり見かけなくなったけど絶滅寸前は言い過ぎだ」と思ってらっしゃる方が多いと思うが、これには理由がある。食品衛生法の法改正により3年ほど前から「フルーツ牛乳」「コーヒー牛乳」といった言葉が使えなくなったのだ。「牛乳」という商品名を用いる商品は100%生乳を使用したものに限る=フルーツ牛乳、コーヒー牛乳という表示はダメ! というルールが3年ほど前にできた。
(※詳しく知りたい方は以下のリンクを参考にしてください。)
(社)全国牛乳流通改善協会 牛乳の表示について
つまりフルーツ牛乳・コーヒー牛乳というネーミングはなくなってしまう。コーヒー牛乳はアイスカフェラテ・ミルクコーヒー・アイスオレなどとネーミングを変えながら生き残っていくだろうが、ただでさえ需要の低いフルーツ牛乳は今、種の保存の危機にさらされているといっても過言ではないのではないか? 確かに僕もここ10年ほどフルーツ牛乳を飲んでいない気がする。急げ! なくなる前に思い出のフルーツ牛乳の味を確かめるんだ! そう思った次の瞬間にはもう風呂セットを抱えたまま電車に乗り込んでいた。
銭湯といえば下町という事で東京の下町、台東区は三ノ輪にある「廿世紀浴場」(にじゅっせいきよくじょうと読む。あがた森魚さんのCDのタイトルみたい)という銭湯に行ってみました。ここは銭湯マニアや建造物マニアにとっては有名な場所らしく、写真を撮っていると目の前にある郵便局のおじさんがやってきてどのアングルがきれいに撮れるかを詳しく教えてくれました。 |