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特集


ロマンの木曜日
 
蔵元でしか飲めない搾りたて原酒

お酒が出来るまでの行程

宮内さんが、日本酒の出来るまでの行程を分かりやすくまとめて出力してくれていたので、それをここに写します。

精米→洗米→浸水→蒸米→もろみ→上槽→濾過→加熱殺菌→瓶詰め→出荷

取材させていただいた日は、蒸米の作業が行われていた。五右衛門風呂の様な大きな釜でお米を蒸すのだ。朝の5時から仕込みが始まり、4〜5時間はかかる。
以下、その蒸米作業から始まる各工程を写真で追う。

本江酒造の蔵の中

蒸米 蒸し上がったお米をほぐす
お米に麹をまぶす エアシューターでお米をもろみ蔵へ送る
2階のもろみ蔵。ここで約1ヶ月寝かす タンクの中のもろみ。ぶくぶくと気泡が発生している。「二酸化炭素が出てるので、ここに落ちたら窒息死します
YABUTA方式で上槽(しぼる) 上槽で使うフィルター。ここに酒糟がたまる

そしてついに例の原酒が登場する

ざっとこのようなプロセスを経て、いよいよ日本酒の原酒が搾り出される訳だ。
甕口と呼ばれる管からチョロチョロと流れ落ちるものが見える。



「こ、これが、搾りたての、日本酒ですか?」
「そうです。搾りたての原酒ですね。ここでないと飲めません!」

そ、そ、そんな貴重なものが今、目の前にぃぃいい。

「どうぞ、飲んでください。本当においしいですから」

ひゃっほー!

この瞬間を待ってましたぜ、旦那。と普段なら小躍りする場面なのだが……、

前日からひどい風邪にやられていた。
熱をおさえるため取材前に風邪薬をしこたま飲んでしまったので、お酒は自粛の方向だ。とはいっても、わざわざ富山までやって来て、この搾りたて原酒を飲めないなんて切なすぎる。


まさに搾りたての日本酒が…

ちょろちょろちょろちょろ


か、風邪で飲めない……

んー、どうしよう……。



 

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