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特集


ちしきの金曜日
 
最高級賃貸マンションV.S.超格安賃貸アパート。


庶民の憧れ、デザイナーズマンション。

春といえばお引っ越しのシーズンだ。僕も引っ越す予定なんてないのになんとなく賃貸物件を眺めていたりする。(単に物件を見るのが好きなだけです)

賃貸情報誌などを眺めていると住居用の物件なのに家賃がウン十万円するような高額なものから、逆に3万円台ぐらいの掘り出し物件まで実に幅広い。

そこで今回は賃貸物件の仲介業最大手のエイブルさんの協力を得て、高級な賃貸マンションとリーズナブルな賃貸アパートを探す事にした。果たしてどんなお部屋が見つかるのか……。

(text by 梅田カズヒコ

高級マンション 調査編


青山のエイブル。看板が緑じゃない!
店内の様子。

せっかくだから賃貸料がかなり高い高級マンションとありえないぐらい低いリーズナブルなアパートを探してみようと思う。

担当者の方にまずは高額物件について聞いてみると、『エクセレント・エイブル青山店』というエイブルの中でも都心の物件やデザイナーズマンションを中心に取り扱っている店舗があるそうだ。さっそくそこへ向かってみる事にした。

エイブルといえば緑の看板でお馴染みだが青山のエイブルは緑の看板ではない。おかげで建物の真ん前を気づかずに通り過ぎてしまったほどだ。
店内も不動産屋というよりは小料理屋のような雰囲気で、いかにもゴージャスな雰囲気が店内に流れている。

青山店の方によると高額な物件では家賃が100万円を越えるものもあるらしい。しかしそういった物件はなかなか取材許可が下りにくいそうだ。そこでできるだけ高額の物件で気前よく取材させてくれそうな物件を紹介していただいた。
わざわざ動いてくださった方に礼を告げると「いいえ、お客様の要望に応える商売ですからね」と答えてくれた。エイブルがなぜ人気があるのか、その一端を垣間見た気がした。

 

高級マンション 取材編

家賃45万円の超高級マンションは大人の街、赤坂にあった。僕自身はもちろん、僕のまわりで家賃が15万円以上のところに住んでいるという話は聞いた事がない。僕のような貧乏人にとって45万円はもはや別世界、未知との遭遇だ。

 

大人の街、赤坂駅からなだらかな道を歩く。

道中、料亭を発見。赤坂っぽい。


到着!

僕のカメラでは全容を写す事ができないが、これが家賃45万円の高級マンションの入り口。現場に着く前は金ピカのマンションなのか? などと小学生のような妄想をしていましたが、思ったよりシックな作りのマンションでした。

いよいよマンションの中へ。


 

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