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特集


ひらめきの月曜日
 
うずらの卵を嫌いになりたい
かわいい卵たち

食べ物の「好き嫌い」がない。…のが悩みだ。

キライな食べ物がない人間というのは、どことなくデリカシーに欠けた印象がないだろうか。それが言い過ぎなら「大雑把そう」というか。

一度にたくさん同じ物を食べすぎたせいで、それを嫌いになったという話を聞いたことがある。
それが本当なら、今からでも嫌いな食べ物を作ることは可能だ。

というわけで、大好物の「うずらの卵」を大量に食べて、嫌いになれるかどうか試してみました。

高瀬 克子


うずら卵の価値

うずらの卵が好きな人は多い。
だが、一度にたくさんの量を食べる機会に、あまり恵まれないように思う。

私たちはもしかして、あの稀少価値に惑わされて「うずらの卵が好きだ!」と言わされているのではないか。


うずら卵フライ。「世界の山ちゃん」西武新宿2号店にて

ためしに居酒屋で「うずらの卵フライ」を頼んだが、卵は5個しかなかった。2〜3人で注文したら、1人の口に入るのは、せいぜい1個か2個という少なさである。

この「もっと食べたい!」という気持ちが「好き」とゴッチャになっている可能性は否定できない。


ウスターソースをかけて
本店が名古屋の店だけあって、味噌バージョンまでありました。大変美味

私があまりに「うずら! うずら!」と騒いだせいか、大部分は私の胃袋におさまった。友というのは、ありがたいものである。ああ、それにしても、うずらの卵。

なぜこんなに好きなのか、理由を考えてみた。
まずはその稀少価値だ。さらに見てくれの可愛さが高ポイントであることは間違いないが、味の点で言えば、黄身の割合の多さに尽きる。
普通の卵より味が濃いのだ。



黄身! トロトロ! デリシャス!

夢の「うずらの卵だらけ」

「うずらの卵を嫌いになるほど食べてみたい。うずら卵だらけの宴を開きたい」という私に、同席したKさんがこう言った。

「うずら卵だらけ…。まるで女だらけの水泳大会みたいだね。でも、女だらけの水泳大会に出たからって、女嫌いになるか?」

――な、ならない…かも。


…ますます好きになってしまうのか?

 

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