人工的な風で
扇風機の風では電気を起こす事が出来なかった。電気で生まれた風によって新たな電気が生まれたら、それはなんて素晴らしい事なんだろう。と考えていたのだがそうはいかなかった。
次に掃除機を試したら排気口からの風は想像以上に強く発電に成功した。ただ、相当音がうるさいし風も埃っぽいので長時間は難しい。
とりあえず風力発電機がちゃんと機能する事は分かったので、ちょっと外に出ます。
外へ
ほぼ無風状態の中を普通に歩くくらいではプロペラすら回らない。
仕方ない。走るとするか。
今度はプロペラは回ったが発電はしない。 もっと速く走らなくてはいけないのか?
例えばこういう獰猛な犬に追っかけられるとかどうだろうか? マンガの世界だったらそういう場面での逃げ足は3割増くらい速くなる。
そんな事を考えながら犬に近づいたら飼い主さんに睨まれた。犬よりも飼い主の方が獰猛そうだったのでこの作戦はあきらめた。
自分1人の力では難しそうなので、風の強そうな場所を目指します。
吹けよ風、呼べよ嵐。
あっ、これはアブドーラ・ザ・ブッチャーという昔の人気レスラーの入場テーマ曲です。ご存知の方は頭の中であのメロディを鳴らしながら、次ページへどうぞ。