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はっけんの水曜日
 
小さな穴で写真を撮ろう

ピンホールカメラというものがある。小さな針穴から入った光により写真を撮るカメラのことだ。

これまで僕は写真はレンズで決まると思っていた。いいレンズを使えばきれいな写真が撮れるのだと。だけどピンホールカメラにはそもそもレンズがない。いいとか悪いとかそういう議論ではなく、そのものがないのだ。その潔さに前々から興味はあったのだけど正直本当に写るのかどうか半信半疑でもあった。

そんなおり、たまたま4月24日が世界ピンホール写真デーであることを知った。この日は世界中のピンホール好きが一斉に自慢のピンホールカメラで写真を撮るのだそうな。それは放ってはおけない、せっかくの機会なのでこの世界的なムーブメントに乗じてピンホールデビューしてみることにしました。

安藤 昌教

なにはともあれレンズを外します。

なにはともあれ作ってみます

早速ピンホールカメラを作ってみよう。本やネットで調べると、どうやら空き缶や木の箱とかでも作れてしまうらしいのだけど、その場合フィルムの出し入れだとかシャッターの製作だとかが面倒くさそうなので、手始めに普通のカメラを改造して作ってみることにした。

まずなにはともあれレンズを外す。なぜならいらないから。ピンホールカメラ作りの第一歩はカメラがカメラであることをやめるところから始まる。


針で穴を開けます。

次にアルミ缶からピンホール板を作る。板の中心付近にピンで穴を開け、ヤスリがけをしてバリを取る。そして黒のスプレーを塗って出来上がり。黒く塗るのは光がカメラの内部で乱反射するのを防ぐためだ。

そして作ったピンホール板をレンズを外したカメラに装着したらピンホールカメラの完成。あらいとも簡単。本当にもうこんなんでいいのか、と不安になるような出来栄えだけど。まあ要するにレンズをピンホールに置き換えるだけの簡単改造なのだ。


バリをとって。
黒く塗装します。
丸く削ってピンホール完成。
カメラに組み込めばピンホールカメラの完成です。


 

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