ウメヅ体
次は怖い目にあったとき、驚いたとき発する声。例えば楳図かずお氏の漫画でよく出てくるのが「ギャッ」「ヒッ」などの、短い驚愕フキダシ。「ギャーッ」「ヒーッ」など長音を入れないことでリアリティが増し、余計に読む者に恐怖を感じさせる。
あれを表現するには、そうだな・・・。やはり金属板がいいのではないだろうか。と聞かれても困るか。
アルミ板に「ギャッ」。
このアルミ板を、ギザギザの切り口にしてみたいので、手芸用のピンキングバサミを使おう。刃こぼれするかもしれないが仕方がない。
ガオー。
あー、これは危ない。危なすぎるので、軍手か何かをしたほうがいい。今回は素手でやっちまったが、次からは軍手くらい用意しよう。
たまたま最近指が荒れていて、帰省したときにその指を見た母が「いつも変なもの作ってるからじゃない?」と心配してくれた。いや、そんな人体に影響あるようなもの扱ってないから。
奇跡的に指を切らなかった。
濁点や「ツ」の離れているパーツは、セロテープ作戦で留める。
「ギャッ」いっちょうあがりー。持つ手が痛い。
エッジはギザギザだが、なんだかいまいち怖い感じが出てないのはなぜだ。どうもアップリケのようなほのぼのとしたアウトラインになってしまったような気がする。