演奏はかっちり、ばっちり、録音された。　
で、……ついに歌入れの日がやってきた。

コーラスが大勢欲しかったので、他のデイリーポータルライターに参加してもらう予定だったのだけれども、都合でNGに。
っていうか皆なヒいてるのかもしれない、やべー、とか思いながらも、急きょ気持ちを切り替えて、「私の知ってる中で、カラオケで、いちばんサンボマスターをうまく歌える女」である友人・カキタさんをスカウト。スクリーム要員とした。

しかしやはり、わたしたちは文筆関係の仕事をしてる、イイ年の社会人女性なわけで、ギャルバンドっぽいテンションにならない。
正直に言うと、暗い。

「はい、ギャルバンドっぽい顔してー、笑ってー」

で。

なんとかどうにか、歌ったのだけれども。

……わたしはカラオケとかも、わりかし上手いし、自分でも、まあ適当に歌えるんじゃないのかなー、とか思ってたんだけど。

とんでもないのな。
全然歌えないのな。
声がフラットするのな、自分の頭の中で想像してる、出したい音が出ないのな。
あとバンドとかで歌ってなくて久しいから、声がグーグーガンモみたいに、ぐりぐりひっくり返るのな。
頭の悪い子供みたいな声だし。
あとリズム感ないね！　どっちかっていうと空気を割って入るような、ポエトリーリーディングみたいな間の悪さだね！

……自分の声を再生して聴いてみる。

演奏もメロディも、ステキなの作ってもらったのに。

曲として成立してんのか、さっぱり分からん！！！！！！！！！！

こんなに客観的に曲が聴けないのって初めてだ（あたりまえだけど）！！！！！！！

……そんなわけで、本日、mp3フリー音源として、発表のはこびとなりました。
皆様、なま暖かい目でやさしく、どうぞやさしく、宜しくお願いします。

最後に参加者の皆さん、コメントをお願いします。

■デイリーポータルを初めて見たのは、何時のことだろう。何年くらい前か忘れたが、会社員時代、仕事中の息抜きによく見ていた。「なんかこの人達楽しそうなことやってるなぁ。良いなぁ。」なんて思ってました。そんなわけで、今回参加させてもらいまして。
レコーディングはというと、最後の歌入れの時は、普段ディスプレイでしかお目にかからない方々が揃い、つい「おぉ！デイリーポータルって感じですねぇ」なんて、訳のわからないことを口走ってみたり。
歌入れは、とにかく歌い手さん（ライターさん？）達を凹まさないように、かなり遠回しにダメ出ししてみたり、これもなかなか大変でした。歌いなれてない人の声を録るのは大変だ、ということを学びました（笑）。
ということで、みなさん、大塚さん、古賀さん、高瀬さん、カキタさんの熱唱をご堪能下さい。次はプロモビデオ作りますか？（笑）。
個人的なことをちょっと。現バンドMaybe Angels「麻央」を中心に、Gの平吉と新しくバンドを作りました。まだHPとかはありませんが、近日中にうちのスタジオのサイトの方から行けるようにしますので、要チェックです。
で、ドラマーを募集してます。やってみたいなぁという方は、メール下さい。
さらに633 Studioでは、レコーディングしたいというバンドさん、プロモビデオを作りたいというバンドさんを心よりお待ちしております。ご相談、ご質問等、お気軽にお問い合わせ下さい。[email protected]（中島知伸／サウンドエンジニア、Blogkicks作曲担当／633 Studio／Maybe Angels）

>>「デイリーポータルの大塚さんの紹介で」と言ってお願いすると、レコーディング代が、ちょっとお手ごろ価格になっちゃうかもよ！（大塚）

■「パンクだってさ」と、エンジニアの中島氏。「ネットで配信する企画バンドの曲を創る」という振りは数日前から聞かされていが……ニフティ？　デイリーポータル？　クラムチャウダー・シベリア・アタック？　普段パソコンに滅多に触れない私は何のことだかさっぱりでした。
「反抗的なRock」「毒を吐く」「やかましいギター」「テンポがやたら速い」「たまに再結成する」etc、私のパンクのイメージを言葉に表すとこんな感じだ。大塚さんからサンプルをもらったり、話をしてやっと理解できた。「元気があってかわいらしいメロディのギターロック」というわけでできたのがこの曲！　Punkということをあまり意識せず、「Vocalは女性」という点のみ気を付けつつ好きに創らせていただいたのが「AmpM hOt RicE」です。やったぜ！　ナイスぱんくだ！　でも……ご飯の歌？
関係者の皆様、お疲れさまでした。（平吉賢治／ギタリスト、AmpM hOtRicE作曲担当）

■中島君とは「Wired」の頃からの付き合い。そんな中島君に頼まれたらさすがに「嫌だ」とは言えず……嘘です。久しぶりに他のドラマーのリズムで弾いたので最初はちょっと戸惑ったけど、最終的には格好良くできたのでは？（自画自賛）普段と違ったことをするのは、楽しいと思いました。またなんかあったら手伝おうかなぁ、なんて。そんなわけで、現バンドFull Blood Unionでは、ヴォーカル脱退のためロック系の人激しく募集中！です。我こそはと思う方、メール下さい。[email protected]（田仲光夫／ベーシスト、AmpM hOtRicEとBlogkicksの演奏担当／Full Blood Union／Wired）

■633Studioの中島さん……最初はとっても怖そうな人でした（笑）。今は、色々面倒見てもらってます。レコーディングメンバーは全員顔見知りですが、誰とも顔を合わさないというのは新鮮な体験でした。スタジオミュージシャンはみんなそんな感じなのに。
ドラムなので一番最初に録るわけですが、「ヨレちゃいけない」「走っちゃいけない」「モタっちゃいけない」と言うプレッシャーを自分でかけつつ、窓の向こうでは中島さんが同様のプレッシャーを無言でかけてくる……泣けました(;_;)。でも、自分のイメージ通りのドラムになって良かったと思っています。また、よろしくお願いします。
で、僕のバンド「hypnotize」では、633 Studioで制作した「hypnotize the movie」(DVD)絶賛発売中です。とってもお得な1,500円！次のライブはまだ決まっていませんが、ホームページの方チェックしてみて下さい。（洋佑／ドラマ、AmpM hOtRicEとBlogkicksの演奏担当ー／hypnotize）
>>このバンド、とにかく格好良いです。洋佑もすばらしいドラミングを披露してるわけですが、Voの「由希也（ゆきや）」の圧倒的な存在感、ライブでのパフォーマンスは必見です。今、633 Studio一押しのバンドです。そんな彼らのほんのわずかな一面が垣間見れるDVDも必見です（中島）

■ 「まさか自分がクラムチャウダー・シベリア・アタックに曲を提供するなんて！！」
本当、人生って何があるかわからないから面白いですね。初めまして、愛と優しさの紳士：秋山浩司(Akky!!)と申します。好きなアニメは「親子クラブ（フジテレビ）」です。
「恋するオンライン」はお気に召されましたでしょうか？　もしも貴殿が興味をお持ちになられたのでしたら、こちらのサイトも見てみる事をオススメ致します。「Koji Akiyama Web 〜秋山浩司(Akky!!) Official Homepage〜」
「恋するオンライン」の原曲「楽園」を始めとする、 秋山浩司の魅惑の楽曲の数々が試聴できます。 感想、応援メール、ラヴレター、仕事の依頼（作詞曲・編曲・ライブサポート）など、年中無休で受け付けておりますので、お気軽にお声をおかけください。バンドメンバーも募集中でございます。
それでは、ホームページでお会い致しましょう。 御清聴ありがとうございました。（秋山浩司／ギタリスト、恋するオンライン作曲担当）

■ 今回ベースで参加させていただきました紺頼です。普段はロックとかあまり演奏する機会がないのでとても新鮮で楽しかったです。
最近はワイクルー（ジャムバンド）と、ヒッピーツイスト（ファンク系バンド）で活動してますので、興味のある方はチェックしてみてください。（紺頼研哉／ベーシスト、恋するオンライン演奏担当）

■今回のイベントに参加させてもらって本当に嬉しく思います。今までにない企画で、どのようなものができるかわからないですが、楽しんで頂ければ幸いです
自分は、ドラムが叩ければ幸せなので、色んな場所で太鼓をたかたか叩いています。もし良ければ聞きに来てください。岡山晃久ブログはこちらです。（岡山晃久／ドラマー／恋するオンライン演奏担当）

■松本隆きどりで書いたんですがぜんぜんメロディにあってなかったですね。リズム感のなさを発揮した気がします。自分が書いた言葉が歌われているのを聴くと照れくさいけどニヤニヤしてしまいます。（林雄司／AmpM hOtRicE作詞原案担当）

■一人男声が入っていますがどうも私みたいです。風邪をひいていたんです風邪をひいていたんです風邪をひいていたんです。自分でも驚く歌えなさぶりでしたが、後にも先にもない貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございました。
Blogkicksの前奏部分、大塚さんの叫びっぷりが見事で真後ろに倒れそうになりました。全体、なんだかんだいって楽しかったです。
レコーディングに高瀬さんが持ってきてくれたお土産のおまんじゅうがとても美味しかったのもよかった（古賀及子／クラムチャウダー・シベリア・アタック）。

■こんにちは。自称「4人目のメンバー」カキタです。前日に大塚さんから「あしたひま？」というメールをいただき、急遽、参加させていただきました。
ブログキックスの、ブログ名のところで、ステレオで聴くといちばん左側にいるのが私なんですよ！
（「アリトルバード」が「ア、リットルバード」になってて申し訳ない）
レコーディング楽しかったなあ。
帰りに高瀬さんがシューマイを買って、湘南新宿ラインのボックス席で、みんなでカップ酒で乾杯したのも、いい思い出です（カキタ／クラムチャウダー・シベリア・アタック、スクリーム要員）。

■クラムチャウダーの元妻担当、高瀬です。カラオケさえ苦手が私が、一体なにをやっているんだろう…、と思いながらのレコーディングでした。出来れば逃げ出したかったのですが、大塚さんの「脱退は許さないからな」という鬼のような言葉にムチ打たれながら、最後まで参加することができました。彼女の頑張り（テンパリともいう）は、素晴らしいものがあったと思います。
ところで、美空ひばりは「オーケストラの生演奏をバックに歌を一発録り」したそうですが、今回レコーディングに参加して、そのスゴさを実感できました。（高瀬克子／クラムチャウダー・シベリア・アタック）。

■というわけで、皆様、本当にありがとうございました（大塚幸代／クラムチャウダー・シベリア・アタック）。