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ちしきの金曜日
 
名古屋コネタ60本ノック



名古屋コネタ4


名古屋はなぜかパトランプが多い。

梅田です。いきなり変化球ですがコネタ中のコネタ、超コネタで勝負をかけてみます。名古屋に来てふと思った事がある。それは、名古屋の街に異様にパトランプが多い事だ。パトランプといえばパトカーとか救急車の上でくるくる回ってるあれだが、あれの活用法といったら、駐車場の出入り口や、テレビ番組のクイズの回答者席の早押しボタンぐらいしか思いつかない。しかし、名古屋にはいたるところにパトランプがあるのだ。(text by  梅田カズヒコ

栄の地下街にて。地下街のいたるところにパトランプ

栄の地下違和感を覚える

パトランプが多い事に気づいたのは名古屋一の繁華街、栄の地下街である。なんと栄の地下街では地上への出入り口の一つ一つでパトランプが回っているではないか。

なんか、見慣れない僕にとっては変な光景だ。妙な違和感を覚える。地下街の出入り口一つ一つでランプがくるくる回っている。これは見ようによってはちょっとした緊急事態ではないか。イメージでは『パトランプ→パトカー、救急車が急いでいる→緊急事態』だ。 これに『ビーーッ ビーーッ』っていう低い警告音が流れたらこの地下街は間違いなく1時間以内に爆発する。(もちろんウソです、すみません)

それなのに地下街を歩く人は皆平然としている。きっと名古屋の人はもっと日常的にパトランプを捉えているのだろう。そう思いながら街を歩いてみると名古屋の街はパトランプであふれかえっていました。そこでパトランプの利用方法を独断的に使用レベルで分けてみました。

 

レベル1 お店の広告塔としての役割

これは東京でも見かける光景ですが、とにかく量が多いです。

中華料理屋にパトランプ
喫茶店にパトランプ
ラーメン屋の壁に
天ぷら屋に
フィリピンショーパブ。
携帯電話屋にも。

 

レベル2 とにかくたくさん回してみる

レベル1と同じくお店の広告塔だが、量で勝負している。だんだん名古屋人のパトランプへの執着が見えてきます。

漫画喫茶に三色のパトランプ
もつ鍋屋に三色のパトランプ
上のもつ鍋屋には看板の下にさらに4つパトランプが。

 

レベル3 お店がないところにも

とにかくパトランプがあればいいのだ。

画面中央。これは何を目立たせようとしているのだろう。自販機ありますって事かな。
電柱にパトランプ。不思議な光景だ。

ついにお店が存在しないところにまでパトランプが現れた。おそらく電柱の広告主が広告を目立たすために回しているのだと思うが、名古屋の人がいかにパトランプを日常的に使用しているかどうかが伺い知れる。

自分の知らない街に行って何が楽しいかと言うと、有名な観光スポットよりも、こういった街中のささいな違いを発見できる事だと思う。そんなわけで(僕なりの)名古屋見物を楽しめてよかったです。名古屋の方、これからもパトランプを回していてくれるとうれしいです。




古賀:本人、コネタ中のコネタって書いてますが、かなり気合の入ったボリュームですね
林:途中でなにかの宣伝のためではなく、純粋パトランプになっている
古賀:確かに多かったです。何に注目を集めようとしてるんだろう。
林:なんかフリーダムな感じはします。意味じゃなくて、パッションですよ
古賀:パトランプなのにエマージェンシーな感じはゼロですよね
林:このノリだと、パトカーも陽気な車みたいな気がしてきます。
古賀:そうだ、多いといえばパトランプの他にも意外なものが名古屋にはたくさんありました
古賀:安藤さんが3軒も飲み歩いたのは、なんと浜田省吾さんのファンの集まる店

林:with おれ!
古賀:そうそう、林さんと安藤さん、二人で深夜遅くまでかけての浜省行脚。
林:安藤さんが大変なことになってます、どうぞ。

 

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