早くもおなかが空いてばてはじめる。
おなかが空いてきたので川のそばの商店街へ移動した。最初のページで『ストイックに歩く』なんて書いていたが、人間、欲にはかなわない。大口たたいておいてすぐ挫折する自分が恥ずかしい……。
大鳥居商店街は京急の大鳥居という駅のそばにあって、道幅の狭い下町の商店街だ。 海が近いせいか新鮮な食べ物も多い気がする。商店街で食べ物を買って川を眺めながら食べるのもかなりひかれたが、実はこの商店街の中に行きたかったお店があったので我慢する事にする。
行きたかったお店はしらす丼のお店だ。しらすは回転ずしのネタぐらいでしか食べた事がなく、別にたいして好きでもないのだが、『丼』と付くと、とたんに美味そうだ、と思ってしまうのが僕のくせだ。 “カツ”だとピンと来ないが“カツ丼”だととたんに食欲がわいてくる。単にご飯がすきなのか? なんだか貧乏くさい事書いてるなーと思ったけど基本的には貧乏くさいことしか書けないので目をつぶりたい。
僕は正直しらすをなめていた。しらす、うまい!! しょうゆをかけたほうがうまいけど、なくても食べられるほどおいしいです。一回食べたらもうしばらくいいや、って感じのものではなく、また食べたいなーと思わせてくれる味でした。そういう意味で、定食がおすすめです。
大田区が海に面しているという事実を僕はやっと認識できたような気がした。 もっとメジャーになってもいい料理だなーと思って調べてみたら神奈川の湘南が本場で、そちらではわりと有名な郷土料理らしいです。