去年はBBフェスタにきていただいたかたのほとんどがカメラつき携帯電話かデジカメを持っていた。Zくんと写真を撮ったり、みずからZくんになって写真を撮っていた。
ならば今年はもっとカメラを意識した展示物を用意したほうがいいのではないか。ほら、あれはどうだろう。観光地にある顔ハメ看板だ。
皆さまの記念写真を演出してさしあげたい。ホスピタリティあふれるデイリーポータルZイラスト部が集まりました。(林 雄司)
たくさんんつくるぞ
顔ハメ看板は当サイトでもべつやくさんがすでに作っている(「新しい顔ハメを作りました」)。
さらに枚数を増やしていろんなところから顔を出せるようにしたら楽しいはずだ。みんなデジカメで撮ってくれるんじゃないか。帰りの電車の中で正気に戻ってデータ消すかもしれないけど、会場で一瞬でも楽しいと思ってくれたら御の字だ。
そんなホスピタリティを追求すると、どんどんBBフェスタのBB(ブロードバンド)から離れてゆく気がするが、広義の概念だと思っていただきたい。ブロードバンド。
今回参加したのは顔ハメアーティスト べつやくさん、孤高のアーティスト ヨシダプロ。そしてわたくし、林の3名。
がんばります。
ヨシダさんは迷わない
以前、書店のPOPを作る企画のときにヨシダさんが絵を描いている様子を生で見たが、早いのだ。
すごいスピードでヨシダ絵ができてゆく。今回の顔ハメも早かった。
僕が手帳に下書きをしているあいだにヨシダさんは下書きを終え、マジックでボードに描いていた。
林 「ヨシダさん、はやいっすね。迷ったりしないんですか」 ヨシダ 「ええ、まったく迷いません。」
迷いなく独自の世界に突き進むヨシダさん。
持参したパイの実を食べながらキュッキュと線を描いてゆく。