アイドル気分、味わう 全身のプリントを一度ミスしてしまったため計2回実行、そしてプリントが上がったら次は体のラインにそって1枚1枚切っていった。
撮影から4時間ほど経過。ずっと自分の体を見つめっぱなしである。最初は顔のあまりの平べったさに笑ったり、自分がもうひとりいることに多少の違和感を感じていたのだがなんだか麻痺してきた。
等身大パネルというと、アイドルの専売特許だ。アイドルのみなさんは、でかでかと出力された自分の顔が平べったかったり、そこらにごろごろ自分の分身が置いてあるのは日常茶飯事だろう。そんなアイドルのみなさんの気持ちをお裾分けいただいた気分だ。
等身大パネルの製作を通じて知るアイドルの気持ち。かなり斜めからのアプローチ。 アイドルの気持ちも体験した、自分の等身大の写真も十分ながめた。もうここらでいいんじゃないかと思ってしまいそうだが、ここからが肝心のパネルの登場である。 もうしばらく、私の体とおつきあいください。 |