利きパンクイズ

絶対わからないように、細切れにしました。さて、どれが5,000円のパンでしょうか！？

わからないようにするのに情熱をかけてしまいました。だって、5,000円のパンが、細切れの状態で、それでもなお主張するものか、知りたいではないですか。

パンを切りながら、これでは絶対わからないなと思いました。当たったらすごいですよ。

いきなり食べたりせずに、見た目と香りをチェックする平野さん。かなり慎重です。

「うんちくを言うとですね。5万円のオーディオと10万円のオーディオを聴き比べても、違いがわかりにくいんですが、10万円の音を聴いてから1万円の音を聴くと、違いがよくわかるんですよね。」なるほど、高いパンを食べてから、安いパンを食べるという作戦ですね。それは、とても有効だと思います。

1年間パリに住んで居られた平野さんですが、フランスのフランスパンっておいしいんですか？

「それが、抜群においしいんですよ。そもそも水とか素材が違うようです。」

特においしかったのは？

「『ジェラール・ミュロー』という店のバゲットや、『ポアラーヌ』のパン・ド・カンパーニュがとてもおいしかったです。」

「え、ジェラ……もう一度お願いします。」
「ジェラール・ミュローと、ポアラーヌ（ゆっくりと）」

「1番は、日が経ったパンみたいに固い……。3番がおいしいけど、5千円が茶色っていうのも怪しいしなぁ。5番は普通の食パンの味がする……。」

そして、平野さんの解答が決まったようです。さて、5,000円のパンはどれでしょうか。