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特集


ひらめきの月曜日
 
飛び出せ! 紙を突き破り

二人に図を見せて今回の趣旨を説明


破り布陣が整った!

メンバーと友に公園へ

会場は会社近くの公園。手伝ってくれる人も無事に見つかった。ニフティの吉田さんと上符さんだ。

到着すると、おもむろにお二人に物干し竿を渡す。そう、紙を張るための“長い棒”だが、適当なものがなかなか見つからず、苦肉の策で物干し竿を用意したのだった。伸縮可能、最長3mである。もってこいだ。

古賀「そうゆう訳で、お二人にはこの物干し竿に大きな紙を張って持って立っていていただきたいんです」
お二人「……。」

忙しい仕事の合間を縫って来て下さった二人。しかも私にとっては社内の先輩方である。

どうだろう。突然後輩社員に呼び出されて公園に来たら、物干し竿持って立ってろと言われたら。私だったら怒ってその物干しをやり投げの槍代わりにして投げてしまうかもしれない。

ムチャなお願いにもかかわらず、二人は引き受けることを快諾してくれた。やった!

布陣、オッケイである。


まずは肩慣らし

布陣は整ったものの、実は大きな紙を作りながら一つの不安が芽生えていた。紙各種、かなりの強度があるのだ。簡単に突き破れるのだろうか、突き破ったときにすごく痛かったりするんじゃないか。

まずはその辺の紙の案配を確かめるため、模造紙1枚を空手の木割のように拳で突き破ることにした。


おす、いきます!

どりゃ!……あれ?

案の定破れない! 自分が運動不足で筋力のないことは認めるが、それにしてもびくともしないのだ。やばい、どうしよう。

メンバーとの協議の結果、ちょっとズルのような気もするが紙に小穴を開けることにした。穴をとっかかりに豪快に破きたい目論見だ。

これで突き破りやすく!

それでは、2発目いきます。


呼吸を整えて

うおりゃ!おおー!

破れた! かなりの快感!

しかし、紙が真二つに裂けてしまった。もっと、円のように破けてそこから拳が突き出る感じをイメージしていたのだが……。紙を破るという行為がこれほど難しいとは。

次ぎは小穴は開けず、全体的に濡らしてからやってみることに。

広範囲に水をふきかける

ではでは、水で濡らした3発目です。


よーし

ハイッボスッ

今度は破れる範囲が水に濡らしたところだけに。うーん。

紙を破る難しさを実感しつつも、これで全員が作業に慣れてきた。物干し竿に紙をセットするコツのようなものも分かってきた。

もう、面倒なことは考えず、勢いにまかせて大きな紙に突っ込んでみればいいじゃないか! そんな大きな気持に。

よしゃ! まずは新聞紙から

作ってきた紙、外に出して広げるとあらためてその大きさが分かる。してやったりだ。

「うわっ、すごい風受けるなこれ!」紙の突っ張り係の二人は強風を受けると立つのもつらそうだ。先ほどまでの模造紙1枚とは比べようのない異世界感があたりを覆った……!



 

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