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つくばエクスプレスが本当にできた

8月24日、秋葉原=つくば間を結ぶ電車「つくばエクスプレス」が開通した。

その土地に関係ない人たちにとっては、
「ふーん、そうなんだ。」
くらいのことかもしれないが、30年弱つくばに住んでいた私にとっては、長年待ち焦がれていた衝撃的なできごとだった。

ということで、さっそく長崎から飛行機飛ばして乗りに行って来た。元住民から見たつくばエクスプレスを、客観性無視でレポートします。
T・斎藤

ほんとにできてる!


陸の孤島・つくば

つくばというところは、
・国の研究機関が数多くあったり
・大学があったり
・1985年に科学万博が開かれたり
と、それなりに文明が発達した場所なのだが、
なぜか交通面では大変不毛な土地だった。
鉄道はなく、最寄り駅までバスで30分かかる。

そこに鉄道を引く計画は何十年も前から持ち上がっていた。ちょっと調べてみたところ、昭和60年には「都市交通対策上、常磐新線の緊急な整備が必要」と運輸政策審議会で位置づけられている。(当時は常磐新線と言っていた。)その後、平成12年完成予定という計画が立てられたが、いっこうにできる気配はなく、
「本当にできんのか?」
と住民の誰もが思っていたところ案の定できず、予定は平成17年へと延長された。それでもやっぱり
「本当にできんのか?」
という疑念は消えなかった。まったく何も無いところに電車が来る姿を想像することはそれほど難しかったのである。

本当にできた!

それが今年の8月24日、ついに完成した。
ゼロから線路を敷いて電車がやって来た。
それは今まで桶で水を汲んで来なければならなかった場所に、水道が引かれたようなものだ。蛇口ひねれば水が出るよ!!文明がやって来た!

現在私はつくばを離れ、長崎に住んでいるが、このニュースを聞いて乗らないわけにはいかなかった。
ということで、9月の連休を利用して乗りに行ってきた。
(別名・帰省とも言う)


秋葉原駅にて

変貌する秋葉原

つくばエクスプレスの始発は秋葉原である。
秋葉原に着いて、その変わりぶりにまず驚いた。
構内がすごく広くなっていて、ワケわからん。
そして、看板には「つくばエクスプレス線」の文字。
おおッ!!


ヨドバシAkiba

駅の外に出てまた、その変貌ぶりに驚く。
噂にきいた巨大なヨドバシカメラが建っている。
こんなでかいものを都心の一等地に作るなんて、一体お金がいくらあったら可能なんだろうか?


怪獣映画のアングル

駅のホームから、今までなかった巨大なものが見える。
まるで特撮のようだ。

おっといけない、ついヨドバシカメラに見とれてしまった。

揺らぐ自信

出発前、私は
もう、車窓からの景色を眺めてるだけでもまったく退屈しない自信があるよ!!
と鼻息を荒くしていた。が、いざ乗ってみると…


つくばエクスプレスの車窓からの眺め

ガーン!!
始発の秋葉原からしばらくは地下を走るため、
何にも見えない。超退屈。


つくばエクスプレス・車内

ちなみに車内はこんな。
う〜ん、なんだか従来からある常磐線とあまり変わらない…。心のどこかで何かスペシャルなものを期待していた自分に気付く。そう、なんだかんだ言っても要は電車なのだ。

思った以上に、それは電車であった。


地上へ

その後しばらくすると、地上に出るわけだが…


・・・・・・。

・・・・・・。

う〜ん、なんと言うか、常磐線でよく見かけた光景。

あまり新鮮味を感じない。
これまた当然と言えば当然なのだが。


利根川を渡る

利根川を渡ると、千葉から茨城へと入る。

茨城エリアに入ると、だんだんこんな感じの風景となる。↓


弥生時代

はなわがCD「佐賀県」で、佐賀のことを
「まるで弥生時代」
と歌っていたことを思い出した。


到着

つくば駅に到着

最後は再び地下に潜り、やがて終点つくば駅に到着。


つくば駅構内

が、まったく自分の地元に着いたという実感がない。
東京のどこかの地下鉄の駅に着いたと言われたら
「ああ、そうか。」
とあっさり納得してしまいそうだ。


改札

さあ、つくば駅周辺はどうなっているのか。
地上に出てみよう。

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