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特集


ひらめきの月曜日
 
こんにゃく旅行、秩父へ

ちょっと小ぶりな村営バス。かわいい

バスを降り、寂しい道をゆくと……

いざ、両神村へ

話題はどんどんコンニャクから遠のいておりますが、大丈夫。旅はすすみ、私は徐々に両神コンニャク専門店へと近づきつつありますよ!

続いてやってきた村営バスに乗る。ここまでの乗り継ぎ時刻は事前にしっかり調べてあってスムーズだ。

「あの、コンニャク村に行きたいんですがどこで降りればいいですか」

聞くと、運転手さんは行き先表示板を手動でクルクル巻き上げながら「あら、そこは通らないねえ」という。がーん。調べてあった路線とは微妙に違うところにあるというのだ。

仕方がないので最寄り駅で降ろしてもらい、そこから歩くことに。運転手さんは、途中に神怡舘(しんいかん)という中国は山西省を紹介する展示館があってこれがすごいから寄るといいと教えてくれた。埼玉県は山西省と友好県省関係なんだそうだ。へー。

で、歩きがてら勧めのまま寄り道してみることに。すごかった。

どがーん
  
装飾も何しろ立派

やっぱり秩父、ただことじゃないぞ

なんだこら。この建物が、山あいの細い道を抜けたところに突然現れるのだ。誰を驚かそうとしての建立か。私をか。

上の写真、入り口付近に顔ハメがあるのがおわかりだろうか。その隣に人がいるので縮尺の目安にしていただきたい。ただただ、でかいのだ。

中には多数展示物があるらしいのだが、これ以上コンニャク意外の情報でページを埋めるのもどうかと思うので、先へ行きましょうか。

それにしても驚いた。コンニャク食べる前からお腹いっぱいになりそうだ。

さらに道の駅を通りかかったので入ってみる。石が売っていた
ヘリポートもある。この村、何か地下組織的なものが動いてるんじゃないだろうか
  
あたりを包むコンニャクのかおり!来たぜ!

村ですから!

お待たせしました。到着です

おっかなびっくりで歩き続けること20分。ぶわっとコンニャクの匂いがして、あれ、コンニャクに匂いなんてあったっけ、でもこの匂いは確かにコンニャクだよな、と思ったらもうそこらじゅう“コンニャク”の文字だらけの風景が広がった。

今まで町中にまるっきりコンニャク的なアプローチがなかったのが嘘のように、ものすごい勢いであふれ出すコンニャク。

「5月29日はコンニャクの日です!」
「ダイエットは健康食品、コンニャクで!」とかそこら中でコンニャクがアピールされている。いいぞ!

それではいよいよ、コンニャク村入場です(ケーキ入刀です、の抑揚で)。

専門店ですから!
コンニャク芋もしゃべり出してますから!


 

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