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特集


土曜ワイド工場
 
酢豚食べ比べツアー in 長崎
どん

うんめー!

ビールは青島(チンタオ)

ごちそうさまでした (1,200円也)

構成要素

次、行きます


酢豚登場!

前置きが長かったが、酢豚登場。
ジャ、ジャ、ジャ、ジャーン。
ベートーヴェンの交響曲5番「運命」の出だしの部分は「運命が扉を叩いているところ」らしいが、今、私の頭の中では酢豚の扉(しばらく閉ざされていた)が、4回鋭く叩かれオープンした。うんめー!
(わかりにくい表現ですんません。)

本格的な中華料理店にて、頼んだのはビールと酢豚のみ。これがなんだか心地いい。
あれこれ余計なものを頼まない分、酢豚の味が際立つ。ビールはチンタオ(青島)。中国気分を満喫だ。

大人数の飲み会でいろんなものに混じって食べた酢豚は、ミートボールをかじったんだかなんだか後になったら思い出せない。が、今回は違う。研ぎ澄まされている。

糖が酷い肉の塊り?

ところで、このお店での酢豚の表記は「糖醋肉塊」である。これは何か。お店の人に尋ねてみたところ、中国語で
・糖=甘い
・醋=酸っぱい
・肉=豚肉
・塊=ブロック状にカット
という意味があるらしい。

「酷い」だと思っていた字はよく見たら「醋」だった。これが中国語で「酸」に相当するらしい。
最後の「塊」はカットの仕方を現していて、他には「絲」だったら細くカットという意味だそうだ。
例:青椒肉絲(チンジャオロースー)

というわけで、私が食べたのは肉塊だ。

ちなみに、英語表記だと Sweet Sour Pork。
訳すと「甘い酸っぱい豚肉」。そのまんま。
酢豚に対する無用な知識がどんどん広がる。

構成要素

ここの酢豚の構成要素は、豚肉、ニンジン、玉ネギ、キュウリだった。キュウリを炒めるあたりがいかにも中華料理。酢豚といえば何かと物議を醸し出すパインは入ってなかった。

テンポよく移動します

今回は食べ比べが目的なので、ビールと酢豚だけ食べたら、サッと次の店に移動。再び夜の中華街に立つ。これがまた意外と心地がいい。今日は何食の酢豚に出会えるだろうか?

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