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特集


フェティッシュの火曜日
 
自分で自分に罰ゲーム

罪その2:カレー焦がした

どうも私は物事にけじめをつけられないほうであり、仕事しながらテレビみたり、本読みながら食事したりと、だらしないこと甚だしい。

一人暮らしによって、その性向、右肩上がりである。食事を温めなおしたりするときも、そのちょっとの時間でパソコンに向かったりするものだから失敗する。カップうどん、5分だと思って油断していると、15分くらい経っていてぶわぶわだったりするのだ。

そして今日も、カレーを焦がした。


具無しカレーだからまだいいものの〜。

鍋洗うのやだなあ。というか予定していたカレーライスがだめになったわけで、そのほうのショックがでかい。こんな方法で自分から一食損してしまうなんて、とてもじゃないが野生動物に顔向けできない。

というわけで今度は屋外での罰執行の様子をお届けしていきます。

 

罰その2:おたま

公園で おたま取り出す 午後3時

一句詠んでしまったが、おたまだ。昔深夜のバラエティ番組で、罰ゲームとしてこのアイテムが出てきたことを覚えている。これで額をコンコンコンと打つのだ。やられた芸人は痛そうだった。

だが、本当に痛いのか?という疑問も少なからずあった。だって、あの「おたま」だぞ。


このおたま。

まずは自分でコンコンしてみよう。

コンコン。

最初は手心が加わって「なんだこんなものかへへん」と笑っていられたのだが。

あら、痛いじゃない!

もっと!もっと!とたたいていくうちに、ビーンと頭蓋にS波が伝わっていく。

試しに、同行いただいたニフティ古賀さんにもたたいてもらった。


い、いいですよ。

コン!夕暮れ近いビル間の公園に、澄んだ音が響く。響いたあと、じわっと痛い。そして笑いもこみ上げてくる。なぜなら、「おたま」で額をたたき合っているからだ。


古賀さんあなたもどうぞ。

いてぇ!

テレビでは夢中になってやっているだろうから、芸人さんはこれ、かなり痛いのではないかと思う。「テレビだから力加減してるんでしょ」という代物ではなさそうだ。なので、加減をしらないお子様は真似しないように。おたまは君らにはまだ早い。


 

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