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特集


ロマンの木曜日
 
気合いダァー!寒中水泳に挑戦

でも、冬の海は冷たいよ


某ビーチ


都心からほど近い某人口海浜にやって来た。
近くには飛行場があり、離陸したての飛行機が5分間隔で頭上をかすめて行く。犬を散歩させる人、凧上げを楽しむカップルが見えるが、人の数はそう多くない。

そう、ここは冬の海なのだ。レジャーには向かない。


フンドシをしめて海を見つめる

冷たい北風を全身で感じながら荒れる海を見つめる。フンドシは想像以上にスースーする。この日、東京地方の最高気温は摂氏5度。底冷えのする寒さである。

本当に大丈夫だろうか?

17年前と比べ、確実に体力は落ちている。そして、これはあまり言いたくなかったのだが、僕は年末からずっと風邪をひいている。だいぶ熱は引いたが、まだ少しだるい。

試しに体温を測ってみる事にした。


プールを見学する女子の風情で 体温を測る

37.5℃。
普段なら寝込んでもおかしくない体温だ。しかし、自分で決めた事である。ウェブマスターの林さんにも「新年一発目は寒中水泳をやります」と報告している。

僕が体を張った企画を思いつくと、いつもだったら「無理しなくていいですから」とか心配してくれるのだが、今回は違った。

「あっ、いいですね。タイムリーですし」
とあっさりとした返事をいただいている。林さんの期待を裏切る訳にはいかない。

そういった意味も含め、今回はキチンと寒中水泳をやり遂げないといけないのだ。

 

入る前に事前確認を

気合いダァー!

と言っても、僕だって一応大人だ。怖い物なんて何もなかった17年前とは違う。
これから入る水について知る必要がある。

水温の測定と水質調査を行う事にした。
まずは水温をチェックする。


デジタル温度計を海水に近づける あぶない!濡れちゃう!
何とか測定に成功 結果は6.2℃

6.2℃って事は気温よりも暖かい。結構いけるんじゃないだろうか。
ここは一つ、波打ち際からバサロスタートを決め込むっていう手もある。

念のため、水質も測定しておこう。


どんな水か調べてみようシリーズ「金属検出」 検査用の小さいチューブの中に水を入れないといけない
だから危ないっつーの! 何とか濡れる事なく水をゲット
試薬と混ぜて数分待つ…… 亜鉛は0.5mg/l。基準値クリア
銅は0.5mg Cu/l以下で基準値クリア 鉄も0.05mgFe/lで基準値クリア

よし、水質的にも問題ない。


ガバッ!(ジーンズの下は赤フンドシ)

いよいよいきますか!



 

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