以前からのファンが続々集まる
トルコライス探検隊
前述のトルコライス・マニアックスの神崎さんは「トルコライス探検隊」なるコミュニティも作っており、時々トルコライス食べ歩きツアーを行っている。
その探検隊が、トルコライスの名店であるグリーンバンブー復活の日に行かないわけがない。 実は私もそのメンバーなので、一緒にリニューアルオープン初日に行ってきた。
みんなこの復活の日を
待っていました
カウンターメインの洋食屋
この日は平日の昼間だというのに9人も集まった。日本もなかなか自由な国ではないか。
新店舗は元ラーメン屋だったところを居抜きで使っており、やっぱりカウンターメインなのが昔からのファンとしては嬉しい。
注文したのはマスターの気に入った肉が手に入らない日は作らないというトルコステーキ。9人全員で同じものを頼んだ。
焼き加減は“レア”
とろける肉
この肉が!この肉が! とろけそうなほど柔らかいのだ。 上にかかってるソース、バターライスとのマッチングも絶妙。
トルコステーキとは、カツの代わりにステーキが乗ったバージョンである。もうだんだんトルコライスの定義がわからなくなったりもしてるが、まあいいか。
探検隊メンバーも皆、久しぶりに食べるトルコステーキの味に舌鼓を打っていた。
女性ファンも多い
さっそく撮りまくる神崎氏
神崎氏による肉ショット
同じくパスタショット
まじ、うまいっす。
一人歩きを始めた「トルコ」の文字
トルコライスに、もはやトルコという国の面影はどこにもない。いや、最初からまったくない。そもそもトルコは国民のほとんどがイスラム教徒の国で、豚肉は絶対に食べないというから、いわゆるトンカツがドーンと乗ったライスなぞあり得ないのだ。
そのトルコライスが、さらにどんどん進化を続けるもんだから、ますます話はややこしい。 ここグリーンバンブーでは、以下のようなトルコライスも出している。
グリーンバンブーのマスター
これはオリジナリティあり過ぎだろう! と思うが、これがまた絶妙にうまいのだ。
「どうしてこういうスタイルになったんですか?」 と、ずっと前に聞いたことがあった。が、それに対する回答は、たしか 「野菜がたくさん食べれていいでしょう。」 だった。
それは私が期待したのと違う方向性の答えだが、そんなことはもうどうでもいいや。うまいし。
カウントダウン状態だ
というわけで、最初やや疑問形でとらえたトルコライスも、長崎でトルコライスを食べまくっていたら、いつのまにかカツカレーよりも身近な存在になっていた。 全国にトルコライス・ブームの炎が燃え広がるのはもう時間の問題ではないかと思う。
●お店データ (一部) ・ツル茶ん/ハッスルハート (場所) TEL:095-822-8516 ・銀嶺 (場所) TEL:095-818-8406 ・アストリア浜町店 (場所) TEL:095-824-4522 ・グリーンバンブー (場所) TEL:095-882-7780