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特集


ひらめきの月曜日
 
吹きだしでしゃべる

あこがれのマンガの世界に近づくために、私は今日から、吹き出しでしゃべろうと思うのだ。

自分でも突然なにごとかと思うが、だれでも“マンガみたい”なシュチュエーションには興味があるだろう。バナナで滑って転だり、豪快に骨付き肉を噛みちぎるように、吹き出しでしゃべりはじめてもいいじゃないか。

声を封印し、吹き出しでしゃべる。私の日常はマンガ化されるか。(古賀 及子)

吹き出しを作ろう

そんなわけで、早速、吹き出してしゃべってみた。吹き出しは、白い工作用紙を切って作ったものだ。

撮影した写真に、後からフォトショップなどを使って吹き出しをかき込むことは簡単だ。が、今回は、あくまで手作りするというところがキモである。リアルタイムで吹き出すのだ。

声を封じて吹き出しからしゃべる。どんなものか分からず、小手調べにいくつか作って使ってみた。

喋る言葉を予想して作ったぞ

まずは、仕事の息抜きのおしゃべりを吹き出しでやってみよう。いつものように、おしゃべりの相手をさがして声をかけ、そしてサッとさきほど作った吹き出しを掲げる!

ねえねえそして吹き出しを!

右上の吹き出し付きの写真、非常によく撮れた1枚だと思う。私、完全にマンガのように吹き出している。

が、だ。突然吹き出しでしゃべりかけられ、相手はどうしたものかという顔をしていた。そりゃそうだ。相手は対応する吹き出しを用意しているとは限らない。困る。会話は続かない。だめだ。

ひとりでできる吹き出しを

いきなりとん挫か、とも思われたが大丈夫! 吹き出しには一人で使えるものもあるじゃないか。悲鳴タイプの吹き出しだ。やってみよう。

思い扉だなあ……と思ってたら挟まった!

なにやってんだ。

「痛っ!」て。しかもこの撮影のために当たり前だがわざと挟まれている。もう一度書いておくか、

なにやってんだ。

困ったぞ。なんだか楽しくない。こんなはずでは……。そうだ、モノローグタイプの吹き出しはどうだろう。

むりやり繋げて切った、“心の中で思ってること”タイプの吹き出し

昼休み……心の中でメニューが決まった!

うん。なかなか良い写真が撮れたとは思う。でもやっぱり心を覆う虚無感。

今日のこの試みは、私なりの遊びである。やっぱり、遊びには相手がいないとつまらないかもしれない。

そう、日常にマンガの要素を取り込むといえば、デイリーポータルには過去すばらしい記事を書いた人がいるではないか。マンガの擬音を発泡スチロールで作った(特集「声を固める」)火曜担当ライター乙幡さんだ。

協力を要請したところ、頼もしいその助っ人は快諾してくれたのだった!



 

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