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特集


フェティッシュの火曜日
 
あの旭山動物園に行った
おっさん
あざらし館では円柱水槽の中をあざらしが泳ぐ。
おっさん2
よく目が合います
人を見ているホッキョクグマ。

動物もこっちを見ている

あざらしが水槽の中を泳ぐのも、あざらしが持つ回遊ルートという習性を利用しているのだそうだ。

そこで気になったのは、あざらしが水槽を通るたびに近くの人をちら見することだ。カメラを構えているとときどきカメラ目線で通り過ぎたりする。

山崎さんに聞くと好奇心からだと教えてくれた。

「好奇心旺盛なんですよ。水槽の前でペンを出すとペン先をじっと見てますよ。ホッキョクグマもそう。エサじゃなくても勝手に飛び込んで泳いでいたりします。人のいない閉園時期はシュンとして動かないですよ。」

おお、シュンとしてるところもちょっと見たい。しかし動物たちも遊んでいると思うと見物している方としても気が楽である。

こういう模様の和菓子あった
どばーん、と飛び込んでくる
ニルヴァーナのジャケットみたい
近すぎてレンズに収まらない
おふろ
イワン
右) ルル・ハクサイ好き


ハクサイ好きのホッキョクグマ

ほっきょくぐま館ではホッキョクグマごとの性格がパネル展示してあった。オスのイワンは寂しがりで、メスのルルは食べものの好みが変わって魚を食べなくなった。いまいちばん好きなのはハクサイ。

ホッキョクグマもいろいろである。僕もハクサイを生で食べるのが好きなので、ルルの気持ちはよく分かる。

展示にもそんな親しみを持ってもらえるような仕掛けをしていると山崎さんは語っていた。その甲斐あって

ホッキョクグマを見にくるというよりも、 ホッキョクグマのイワンを見たい、というかたも多いですね」

とのこと。

エサの時間もルルは水槽に投げ入れられる魚を全く無視していた。ハクサイじゃないから。


 

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