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特集


フェティッシュの火曜日
 
都会の危険な場所とは

検証その2:車輪の下

いつぞや べつやくさんがレポートしていた「ガード下」に行ってみた。近所なのでずっと行って実際に見てみたかったのだ。


吸い込まれる・・・

この、未整備な感じがなんともたまらない。東京が、チューブ道路やキノコみたいな高層建築だらけのいわゆる「未来都市」になっても、このたたずまいはぜひ残していただきたいとも思う。

さて、ここでの危険はなんといっても「手の届くところを電車が走る」ことだろう。


だって枕木さわりほうだいですぜ。
裏から見上げる。特に意味はない。

ミシンやハンダごてなど扱っているとき、危険とわかっていながら先端部に手を突っ込みたい衝動に駆られるだろう。・・・駆られるだろう?

あの「やってしまったら取り返しがつかないが、やってしまいたい」という感覚がここでも襲ってくる。が、やってはいけない!現に、すごく手の届くところを、電車が猛烈に過ぎ去っていくのだ。


轟音とともに・・・ああ・・迫り来る・・
ヒィー!

本当に手が届いてしまいそうなので、何かしでかすことは絶対にしないようにお願いいたします。でも今までよくこのままで残っていたもんである。

危険度:危危危

 

検証その2.5:頭ぶつかる、といえば・・・

上の「ガード下」は、十分な高さがないということもポイントだった。そのまま通れば頭ぶつかる。

頭ぶつかる、で思い出すのが、有名な高田馬場駅の「おじゃまな鉄骨・マット包み」という、シェフのお勧めみたいな物件だ。ついでに紹介しておこう。

 


ホームに未だ存在するカラフルなじゃまもの。
あっ!血の跡?発見。壮絶にぶつかったのか。

以前から気になっていた鉄骨だ。なんらかの都合で未だ撤去するに至っておらず、このように安全用のマットで包んである。

私は161cmであるが、ぎりぎりで引っかかってしまい、直立での通過はできない。


イテテ!
勢いで(?)他の柱も全部包んである。ぶつかりげいこ。

見るだにじゃまだ。でも撤去できない理由があり、仕方なくマットで包んで残してある、というもどかしさを、この鉄骨にみることができる。

危険度:危


 

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