去年末、テレビで、ヒット曲「修二と彰/青春アミーゴ」をみて、「きゃああああああああああ!」と思った。
今までジャニーズに興味を持ったことがなかった。そりゃ、ドラマなんかに出てるとき、役柄で「いいなあ」というのはあったけど、「ジャニーズのおっかけをしてるの」なんて友人の話は、正直、理解出来なかった。
でも、「修二と彰」で「わ、わかったああああああああ!」と思った。
かわいい男の子が、ステキな曲を歌い踊る。それに、妄想だだもれ状態で、キャーキャー叫んでいいという幸福。真っ赤なキャンディのように、身体に悪そうな、甘い甘い禁断の蜜の味。
で、「ジャニーズ系」と称される男の子を街で見かけると、思わず観察するようになってしまったんだけれど。
……あれ? と思った。
実物のジャニーズの皆さんは、そりゃキレイな男の子たちだろう。見たことないけど。
でも、街にあふれる、ジャニーズ風の男の子たちは、それなりにかわいいけれど……なんていうんでしょうか、あれって、髪型、だけじゃない?
髪の毛が色気づいてると、ジャニーズっぽくなくない?
(text by 大塚 幸代) |