練習を始めます
それでは練習を始めたい。最初から川を跳ぶのは怖かったので、まずは陸でフォームを固めることにした。跳ぶべき幅はおおよそ3メートル。防波堤から歩道を越えて対岸へ着地する。
これしきの幅、跳べないやつが川なんて跳べっこない、と思っていのだけど、いざ棒を持って上から見るとすごいこわい。どうしても一歩を踏み出すことができない。
怪我したくなかったのでちょっと低いところから始めることにした。
予想以上に危険です
棒にすがりつきながら対岸目指して踏み切った。
やあ。ばっさー。
弧を描いて対岸へと向かうはずの棒の上端が木に引っかかって止まった。僕の体はすでに浮いていたので止まった棒に股間から激突。恐ろしい競技だ。これが川だったらうずくまったまま落水だ。
この教訓を踏まえて川へと挑むことにします。