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特集


ちしきの金曜日
 
昨日と違うことをする
桜が咲いてるよ! ていうかもう散りそう。

気がついたらもう4月だ。

ここのところなんだか時がたつのが速い気がする。このままだと、次に気がついたら大晦日になってそうだ。

毎日がなんとなく過ぎていく。それは、今日が昨日とほとんど変わらないからじゃないか、なんてことを思ってみたりする。そんな日々に少しでも抵抗してみたい。

生活の各場面で、なるべく昨日と違うことをしてみたらどうなるか。やってみました。

(text by 三土たつお


毎日ちょっとだけあたらしいことを選びたい

といっても、春だから英会話の勉強を始めよう!とか、無理して新しいことを始めたいわけじゃない。

・さいきん同じコンビニで同じ商品を買いすぎな気がする。
・朝の通勤で乗る電車の時間と車両とがまいにち同じだ。

そんなことってありませんか。

いろいろな選択肢があるはずなのに、自分からすすんで毎日同じことを選んでいることがあったりする。そういうことを見つけたら、意識して変えてみたいんです。

すごくささやかだけど、毎日同じことの繰り返しじゃなくなるんじゃないか。そんなことを期待しております。

 

まずは朝、起きたところから

たとえば、朝ごはん。いまから食べようとしてるごはんは昨日と同じだったりしないか?

とか言っておきながら、ごめんなさい。ぼくの場合、じつは朝ごはんは昨日と同じどころか、ここ半年くらいずっと同じなんです。なんてひどい。


シリアル+牛乳の朝ごはんが大好きなのだ。
どれくらい好きかというと、

こんなふうに陳列できるくらい。


上の写真のとおり、シリアル+牛乳の組み合わせ。

これ、朝の眠いときに簡単に用意できて、しかもうまくて最高なんですよ! とくにカルビーのフルーツグラノーラと明治ラブ牛乳の組み合わせは毎日食べてもぜんぜん飽きない。

などと好きな理由を力説してもしょうがない。半年もずっと同じ朝ごはんというのはさすがにおかしい。なにか違うのを選んでみようじゃないか。


ずっと使っていないコンロは今では目覚まし置き場になってしまっている。

ご飯を食べよう

そもそも日本に住んでいてずっとシリアルを食べるのはどうなんだという考えもある。米を食わなきゃあ、米を。

というわけで、およそ一年ぶりくらいに炊飯器を使って炊き込みご飯をつくってみたい。そしてさらに焼き魚もつける。

ふだんから料理をつくる方にとっては、こんなの料理のうちにも入らないだろう。でもぼくにとってはかなりの異常事態だ。

朝からご飯と焼き魚って、旅館かよ!とか思ってしまう(もちろん違う)。というかちゃんと食べれるものが作れるのか?

炊飯器もほこりがひどい。布巾でふこう。

サンマはどう焼けばいいんだ?
よく分からないのでフライパンで加熱。

おお、炊き上がった。

まず炊き込みご飯の水加減が分からない。経験からいって水が足りなくてパサパサになるよりは、多くてベチャベチャのほうがまだ食べれるものになる。適当に多めにしておこう。

そして買ってきたサンマをさばく。頭を落として内蔵を取り出して・・。ん?頭はつけたままでいいのか?

といった感じで、朝から試行錯誤しまくりだ。ぼくの中ではもう「昨日と違う度」はMAXに達している。

とにもかくにもご飯は炊き上がり、サンマはなんとなく焼けたように見える。じゃあたべてみましょう。

 

なんかうまそうだぞ。


おそるおそる食べてみる。

炊き込みご飯はいくぶんパサパサ気味のようだ。でも十分おいしい。

そしてサンマ。ちゃんと火が通ってるかな・・と思いながらたべると、こ、ここ、これがうまい! なんだこりゃ! 

あんなに適当に焼いたのに!88円なのに!ちゃんと火は通ってるし、味は定食屋さんみたいだ。

なんだか、「ぼくの上京日記:ひとりぐらし一日目」みたいになってしまったけど、とにかく出だしは上々だ。間違いなく昨日と違うぞ。



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