お昼ごはんを食べよう

意味なく画面の色なんかをかえて遊んでいたらお昼になってしまった。ごはんを食べよう。

お昼ごはん、昨日食べたのは近くのコンビニに置いてあるミネストローネだ。

ていうか昨日どころじゃない。一昨日も、その前の日も、じつは一ヶ月くらいずっとこればっかり食べてる。

と、やはりここでおいしさを力説してもしょうがないので、今日は違うものを探しに行こう。

そもそも、某コンビニに中でさえご飯は何十種類もあるし、コンビニそのものも何種類もあるし、ごはん屋さんもいっぱいある。一ヶ月も同じものばっかり食べる理由は全然ないのだ。

新規開拓は失敗するかもしれない

と書いたけど、考えてみると、お気に入りが固定化してしまうのにはそれなりに理由があるような気がする。

たとえば自分が新しい職場に移った場合、最初のうちは近くの料理屋さんをいくつもためして、自分のお気に入りのところをさがそうとする。でもある程度以上のお店を回って、お気に入りをいくつか見つけてしまうと、新規開拓でよりすてきなお店がみつかる確率は減っていく。そしてむしろ失敗するリスクが増える。

だからほんとうはもっといいお店が見つかるかもしれないけど、失敗するよりは現状のお気に入りでいいや、と思うのかもしれない。

いやいや、自分の偏食を言い訳してる場合じゃありません。

パンでも食べよう

さて、今日はパンでも食べることにしよう。でも、近場のパン屋さんはやはりあらかた行きつくしてしまっているから、ここは新しいパン屋さんを開拓にいきたい。

そういえば、職場の近くには赤坂プリンスとかの有名なホテルがいくつかある。そしてホテルの中にはおいしいパン屋さんがきっとありそうだ。

宿泊するつもりは全然ないけれど、パンだけ買いにホテルに行ってみることにしよう。

中に入ると、ふだんあまり体験しない優雅な雰囲気に圧倒される。床も壁もいちいちきれいでいい匂いがする。会社とちがって床で寝てる人とかもいない。

ふと外を見ると、なんと中庭が庭園になっているらしい。ちょうど桜も咲いてたいそうきれいだったので、降りてみた。

でかっ！　こんな滝がすぐそばにあったとは知らなんだ。

滝のそばでは水がぶつかり合う大きな音しか聞こえない。

当たり前だ。滝なんだから。でもここは東京のど真ん中だ。なんだかすごく不思議な感じがした。

結局そのままに庭に30分ほどいて、それからようやく当初の目的のパンを買って帰ったのでした。