@niftyトップへ 夏休みの自由研究2002
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聖地探訪

ドラえもんの町(東京都練馬区)その2

昭和の町並み

裏山?豪邸の庭らしい

ドカンではなくタイヤ

日本の夏。練馬の夏
ジャイアンの空き地は見つけられるか

いきあたりばったりに来たものの、もしや正解では!と気をよくして川沿いに北上することにする。めちゃくちゃ暑い。空は青く、雲がぽっかりうかんでいる。まさに夏休み。駅前には高層マンションらしきものも建っていたが、ちょっと入ると植木や盆栽を家の前にならべた町並みになる。のびたの家はこんな感じだろうか。

遠くに「あれは山?」というようなこんもりした木々を発見する。裏山ではないのか。期待に胸をふくらませながら近づいて行く。フェンスの向こうには竹林。どうやら人の家らしいが、たたずまいはまさに裏山。勝手にドラえもんの町の裏山と認定させていただく。それともスネオの家なのか。このへんは昔っぽい豪邸も多い。

最終目標の「空き地」だが、あるのは駐車場ばかり。ドカンのある空き地は見当たらない。それらしきものを見つけたが、ここは分譲地。豪邸が分割されちゃったんだな。野球まではできそうにない。きっと高いのでしょうが、このへんいい町です。おすすめします。さすがに疲れて海水浴に来たみたいな古い商店でジュースを買って一息。人間の幸せを感じる。

行き当たりばったりだけど楽しかったなあ、と気分爽快の会社までの帰り道。有楽町で精算しようとしたら、財布にまったくお金が入っていないことに気がついた。手持ちのパスネットを追加しても、あと10円足りない。なんということ。かばんの中をひっくり返す。しかしお金は出てこない。さっきジュースを飲んだのがいけなかった。お金まで行き当たりばったり。これではのび子になってしまう。助けて、ドラえもん!


感想:
こどもの頃は、となりの校区に行くことがものすごい冒険だった。おとなになると、会社の中とよっぱらった繁華街くらいが行動範囲となる。たまには知らないふつうの町に行ってみるのもいい。適当な路線に乗って、適当な駅で降りてみるのだ。そしてジュースを買おう。

ゲームでドラえもんワールドにGO


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