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■てんぷらくさい海と女神
1998年に「日本におけるフランス年」というイベントがあり、フランスの自由の女神が1年間移設されていた。好評だったらしく、その後もレプリカが設置されている。これがそのレプリカ。来日4年目の女神である。
お台場の砂浜に出ると屋形船だらけの海はてんぷらくさく、後ろには自由の女神というシュールな景色が広がる。
ここの自由の女神は目の前に通路があるために、自由の女神と同じ目線で見ることができるのが特徴だ。女神ウオッチングにはもってこいの好物件である。女神がもっている書物の表紙も読むことができる。あと、たいまつの先にはとが止まっていた。
観光客が自由の女神をバックに写真を撮り（なぜか外国人観光客が多い）、まったく違和感がないのがお台場のすごいことろである。
ラブホテルのような寂しげな女神を好む人には抵抗があるかもしれないが、本来のセレブの雰囲気漂う女神である。
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