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コネタ


ウイルスの恐怖展 連動企画
 
風邪を治す、おまじない

風邪ひきました。しかも長引いております。セキ、はなみず、ノドの痛み。身体がダルい、とくに背中が痛い。肌の調子も悪い。でも、どかーんと熱が出て、寝込むほどではないのです。ああ早く治したい……ゲホ、ゲホゲホゲホ。

以前、当サイトで「風邪の民間療法マニュアル」を紹介したんですが、今シーズンもその中から幾つか試してみました。おかゆを食べ、ワインをあっためて飲んで眠って……でも治らない!

こうなったら、おまじないしかない! 

非科学的でもなんでもいい、とにかく治ればそれでいいわけですよ!
(text by 大塚 幸代

 

●色で治す


風邪の時、「熱があるときはブルー、熱が落ち着いてきたらグリーン、食欲がないときはオレンジ」のスプーンを使うといいそうです。
とりあえず全部のスプーンを使ってみました。
……う、うーん、やはりオレンジ色のスプーンのほうが、食欲は出る……ような気もします。
また、熱っぽい時はブルー系のパジャマを着るといいそうです。




青いパジャマ持っていないので、Tシャツで代用。

……うーん、涼やかに眠れる……ような気もしますが、まあ、関係ないな。

 

●花で治す


「サンダーソニア」というこの花をかざると、風邪、体力低下に効果があるそうです。
眺めているだけで元気回復、溜まった疲労を解放してくれる……って本当でしょうか?
とりあえずこの花1本で、650円しました。高い! 同額の栄養ドリンクを買ったほうが、良かったかもしれません。
でも確かに花を飾ると、明るい気持ちにはなりますよね。

 

●カギで治す



スペインでは、むかしから「カギには病気や怪我を治す力が宿っている」と信じられているそうです。痛い部分にカギを当てると、痛みがやわらぐのだと。




痛い頭にのせてみました。
……なんかこう、微妙に屈辱的な気持ちになるのはなぜなんでしょう。前に住んでたアパートのカギじゃ駄目なのか!?

 

●コインで治す


通販で売っていた「風邪を治すコイン」を買ってしまいました。
これは炭素を何パーセントか含む鋼で、身につけていると、身体をイオン化して、その振動が風邪や充血、喉や鼻の粘膜が乱れを防ぐとかなんちゃらかんちゃらという……「風邪にかかっても、2時間ぐらいで治る」という画期的な物体らしいんですけど、うーん、とりあえずポケットに入れてみます。
(2時間経過)
うーん? う、うーん? うーん? 
……良くなったのかどうか、よくわかりません!

 

●牡蠣で治す

牡蠣の殻を天井から吊るすと風邪が治る、という伝説があるんだそうです。
そこで、新宿中のデパ地下魚売り場をまわってみたんですが……殻付き牡蠣が売っていない! みんな切り離した状態で売っています。ノロウイルスのせいでしょうか? おそるべしウイルス!
仕方がないので、オイスターバーに行って入手してまいりました。




友だちとふたりでワインを1本あけてしまいました。高くつきました……。




とりあえず自宅アパートのカーテンレールに吊るしてみました。

いまもぶらさがってます。

風邪、治るといいなあ……ゲホ、ゲホゲホゲホゲホゲホゲホゲホ、コホ。

 

編集部から

風邪には民間療法がありますが、コンピュータウイルスには民間療法がありません。あたりまえですが。いよいよ1月末終了のウイルスの恐怖展でばっちり対応してください。


さあ、クリック!

この連携企画は今回が最終回です。連載が終わってもウイルスには気をつけてくださいね。アディオス!


 

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