とにかくゴージャス＆アーバン――巨大建造物との融合

基本的にお寺というのは、お葬式のときにお世話になるわけで、どうしても斎場と一体化しやすい。

特に北海道の場合、冬に雪が降るからか、どのお寺も隣接する施設と必ず一体化しているか、通路などでつながっていた。
これなら寒い外に出なくて良いので合理的だ。

ここ最近の斎場や葬祭ホールは、必要以上にゴージャスなので、必然的にお寺もゴージャスになるわけで……そんな豪華なお寺たちもどうぞ。

まさに寺院、というより神殿に近い立派なお寺。
マーライオンみたいなのが６体いたが、口から水は出ていなかった。

高級住宅地だと、お寺も軒並み新しくてキレイなのだ。
セレブリティなお寺たち。
その高級感ゆえに、違う意味でありがたい感じになっている。

右上のホウキを持った小坊主さんは、小首をかしげていて大変かわいらしいが、よく見ると目が笑っていない。

こちらも高級住宅地のお寺。
グレーの外壁、ライトグリーンの屋根がオシャレだ。
しかも玄関が超ゴージャス！
思わず素敵なお店と間違えて入りそうになってしまう。

キョロキョロしながらのぞきこんだところ、お地蔵様がズラリと並んでいて、お線香のにおいがただよってきたので、「あ、ここお寺だった…」と我に返った。

やはりこちらも高級住宅地のお寺。
お寺と言うより、もう高級ホテル！
外観もピンクっぽい外壁でオシャレ。

玄関をのぞかせてもらったところ、ホテルのフロントばりの受付があった。

こちらは葬祭ホールと完全融合体か。

ホール融合型のお寺はほとんどが新しいが、、新しい中にもお寺であることをアピールするための古風なデザインが取り入れられていて、ある意味斬新と言えないだろうか。

ちなみにここのお寺の周囲はラブホテルばかり。南無。

すすきののビル郡に挟まれて建つお寺。
すっかりなじんでしまってはいるが、お寺だというアピールを忘れてはいない。