昼、居酒屋が定食屋になる
1階〜4階にも飲食店は散在しているが、ぎゅっとまとまっているのはやはり地下1階。シャッターの下りている店も何件かあったが、ふれこみの「80店舗がならぶ飲食街」どおり、小さな店から大き目の店までたくさんお店が詰まっている。
基本的に居酒屋がランチもやっているというパターンが多いようでランチメニューはほとんどが定食だった。そばやらうどんやら、麺類は1Fに多い模様。
ああ、どうしよう何にしようとフロアを2周も3周も回る私と対照的に、背広のお兄さんお父さん方はあまり迷わず店にスッと入っていく。事務所を出てくる時点ですでに心に決めているのか、常連の店があるのか。
焼きお魚天国にあたる
しょうが焼きやフライものなどのランチ定番メニューも充実するなか、やはり焼き魚系の定食が多いようだった。メニューを眺めながら歩くと、焼き魚の匂いがそこらじゅうでする。
私はというと、悩む時間が長すぎて焼き魚の匂いをかぎすぎ、「ああ、焼き魚はもういいや……」という気分に! やはり決断は早めが良いようです。
結局入ったのは「酒造ダイヤ菊」と看板の出ている居酒屋さん。じつを言うと他の店はプロのサラリーマンの方々でぎゅうぎゅになっており、ひとりで乗り込むのに勇気がいったのだ。こちらの店は偶然外国人サラリーマンの方が入っていったので、つられて入った。
入ってしまえば、まったく普通の定食屋として遠慮なくのんびりいられました。多分どこの店もそんな感じなんだろう。なお、隣のおじさんが店のおかみさんに「この階で夜安いスナックどっかない?」とリサーチしておりました。
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