仲良く肩を組んで歩いていたカップルであったが、
何かの発作だろうか? 突然、女性が暴れ出しタクシーにぶつかりそうになり、
ガオー!
大丈夫か?
あの男性は悪魔だったのか? 女性は連れ去られてしまったのか?
困惑する僕の背後から奇声が聞こえた。 今度は何だ?
「うー」
「パーオッ!」
酔ってらっしゃるようだった。
結論。
「666666666」はそれほど不吉ではなかったが、六本木は朝からファンキーな街であった。