塩抜きをする
ようやく完成した塩蔵ミズクラゲ。戻し方も研究レポートに書いてあったのでそちらを参考にさせていただく。
まず、真水で強くもみ洗いして塩をよく抜く。せっかくここまで水分を抜いたのに、水で洗ったらまた膨れあがりそうで不安だ。だがどう考えてもこのままでは塩辛そうだし、未だに海の匂いが結構残っているので、大変不本意ではあるがよく洗うとする。ジャブジャブ。よし、これでもうほとんど海臭くないぞ。
資料によると、よく洗ったクラゲを80度のお湯に入れて、キューッと縮れてきたタイミングで冷水に移し、20〜30分水にさらすと歯切れのよいクラゲになるはずだった。だがしかし、そこに現れたのは、なぜかライチっぽいフルーティーな物体だった。白身魚だと思っていたらいきなり南国フルーツか。クラゲ、どこまでも変幻自在なヤツだぜ。 |