デイリーポータルZロゴ
検索天気地図路線このサイトについてランダム表示ランダム表示


ロマンの木曜日
 
ヘリウム風船にカメラをつける

準備はできた

1時間半ほどかけて、ようやく20個分のヘリウム風船を作ることができた。

ひもの先にデジタルカメラをぶらさげて、浮くかどうか確かめてみる。


浮いてるぞー

かろうじてではあるが、ちゃんと浮いている。

本当はあと数個風船をつけたかったのだけど、残念ながらここでヘリウムが底をついてしまった。とりあえずは浮いているこの状態で外へ出てみよう。


近所の公園。朝9時。

公園へ

ふだん歩いているまちなか、たとえば新宿や渋谷の街頭でこのヘリウムカメラを試せたらすごく楽しいにちがいないけど、それはさすがに危険だ。

人気のあまりない、近所の公園で試してみることにした。


広場のまんなかに行き、風船を放してみる。


沈んでる。手元は風船につながる釣り糸。

浮力は本当にぎりぎりだったらしく、ちょっと横向きの風が吹いただけで風船は沈んでしまった。


そのときの風船からの写真。横向き。

それでも、風が止むか、あるいは上向きの風が吹くと、ふうせんは少しづつ上がっていく。

よしよし、もっとあがれ。

1分ほどで、風船は公園内の木の上のほうまで上昇した。

けっこう昇った。

そしてこれがそのときの風船からの写真。

地元の町並みが見える。高さは20mくらいか。

それなりにきれいな景色が見える。ふだんからこんな視点で空を散歩することができたら、さぞかし楽しいだろう。

軽い釣り糸といえども長くなると重さにひびくのか、木を超える以上の高さには風船はなかなかあがらないようだった。うまく上昇気流がくるともっと昇りそうになるが、こんどは風にあおられて木に糸がひっかかりそうにもなるため、糸を伸ばすのを躊躇してしまう。


風船からの画像をいくつか。
左下は自分。

子供。

よしとしましょう

やってみると、風船を上げること自体が変わったたこあげのようで面白かった。

ただ、本当のことをいえば、もっと高いところまで見たいとは思う。50m、100m、あるいは高層ビルくらいの高さまで上げられたら楽しいだろう。でも事故があってもいけないし、これくらいでひとまずはよしとしたい。

機会があれば、もっと広い場所で、装備をそろえて再挑戦したいなあと思います。


 

▲トップに戻る バックナンバーいちらんへ

 
Ad by DailyPortalZ
 

アット・ニフティトップページへアット・ニフティ会員に登録 個人情報保護ポリシー
©2012 NIFTY Corporation