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うかつにも普通にきれいだなと思う |
●思い出と向き合って、これじゃまずいと気づく
冗談抜きできれいだった走馬灯。暗い部屋でゆっくりと回るそれを見ていると、柄にもなく幻想的な気持ちになる。
シメジ、魔界村、ハンバーグ……。自分の走馬灯をじっと見ているうちに、回っていることのくだらなさをうっかり忘れる。ぼんやりとしたその美しさに見とれてしまうのだ。
そんな魔力のある走馬灯。シメジに見とれてる場合じゃないだろう。
さすがに本番で見ることになる走馬灯に、シメジや魔界村はどうかと思う。またシメジかよ、ということにならないように、今後の人生を送っていきたい。 |