いざ、ラスベガス
空港からホテルに向かうバスの中からラスベガスの街を見る。ピラミッドの形をしたホテルがあったり、エッフェル塔を模した建物があったり、大きなライオンの像があったり、街全体が大きな1つのテーマパークのようである。
夜になるとほぼ全ての看板が電飾に彩られる。
電飾だらけの街並は夜が明けるまでこの調子らしい。マッチョなディズニーランドみたいで、パワー全開、瞳孔開きっ放し、といった風情だった。 これが、50億円の当たる街の中なのだ。 そのパワーに圧倒されそうになる。
いざ、カジノ
街並の勢いに負けないうちに、早々にカジノに挑戦する事にした。ターゲットは、今回の宿泊先でもある「サーカスサーカス」というホテルである。ほとんどのカジノはホテルの中に併設されているのだ。
サーカス小屋をイメージして建てられたホテルなので、メインキャラクターはピエロであった。 ピエロのようにおどけた振りをしてみせて、プレーヤーからお金を巻き上げるつもりであろうか? 騙されるものか。
これくらいのバッグで50億円は収まるだろうか? 収まったとしても台車が必要かもしれない。カジノ場に台車の用意はあるのか? 配当金の運搬に関し不安は残るが、いよいよ、サーカスサーカスのカジノに挑む。