蛍茶屋
2つ目に訪れた終点・蛍茶屋は、その名のように、昔は蛍がたくさん見られる場所だったという。茶屋が一軒立っており、長崎を目指して峠を越えて来た旅人が、ここで旅の疲れを癒していったそうだ。
現在は蛍も見られないし、茶屋の代わりにあるのはリンガーハットと浜勝とロイヤルホスト。
が、たしかに峠の向こうから国道34号線沿いをやって来ると、ちょうどこのあたりに来たところで「長崎に着いた」という実感が湧いてくる場所だ。
ロイヤルホストの駐車場の下が、路面電車の格納庫になっている。
チンチン電車と、待ち合わせをする美少女(想像)。
新大工商店街
そして再びチンチン電車に乗って、今度は石橋電停へと向う。その途中にある新大工町は、お年寄りがたくさんたむろしているお年寄りの町。東京に例えれば、長崎の「巣鴨」である。
シーボルトゆかりの地である「鳴滝」もこの近くだ。
車を運転していると、道路の真ん中に線路がありけっこう邪魔だったりする。が、この邪魔な感じがまた風情があっていい。地下に潜ったりもしないから、景色もよく見える。どこを走ってるのかわかりやすいから、安心感がある。
新大工の商店街の風景。 お年寄りが多いせいか、平日の昼間でも人が多い。 道端でわらわらと物を売っていて、活気がある。
これ何だろう? と思って1コ買って食べてみた、「チャーメン揚かまぼこ」。
食べながら見ていた光景。 このへんに腰掛けて食べた。
カマボコのまわりに揚げ麺をくっつけたようなしろもので、不思議に美味しい。なかなか素晴らしいB級グルメだと思った。
チンチン電車を待つ人々。 オレンジ色の板に光が反射して、きれいだなと思った。