夕食のあと、久しぶりに実家に電話してみた。お母さんと電話で話すとみかんがうちに届く。なんでだろう。実家に電話するとなんでみかんがうちに届くのか。「転」だ。そして実家のみかんはいつもすっぱい。島根にあるからすっぱいのではとわたしは思う。
こんなふうに日常生活のなかにもたくさんの起承転結がかくれていた。わたしの日々のくらしはドラマに満ちあふれていて、ひとつひとつ起承転結のドラマをこなしていくと一日が終わる。なのになんでテレビドラマを観るのかな、なんて思いながらも、やっぱり毎日がドラマでなんとなくあわただしく生きているのだ。