が、コレ、そのままだと6×6=36分の1という非常に低い確率である。そのため、少しでも確率を上げるようと「第2候補まで書ける」とか、「2段階方式にして、1回目の結果を見て私がヒントを配り、それを見てもう一度書く」とかいろいろやり方を考えていた。
で、2段階方式の準備までしていたのだが、終わりの時間が押し迫っていた都合上、やむをえず普通に1回書いてドン!で行くことになった。
ザ・気まずいムード
…その結果、お互いに一致する相手を選んだのは一組だけだった。なんか、矢印が微妙にすれ違っていて惜しいところでペアになってないのだ。ポーカーで言えばストレート、みたいな。いや、それでもワンペアできたのだ!わ〜!!
と思ったものの、会場は一瞬、凍りついたような雰囲気に包まれた。
そりゃそうかもしれない。
大多数の人が、誰かしら指名して(具体的な名前を挙げてない人もいたけど)、そしてその相手は自分を指名していないことがわかった瞬間なのだから。
めでたくカップルになったはずの二人も、
「え?これでカップルなの?」
みたいなキョトンとした状態になっていた。
すっかり場が盛り上がってところに、いきなり水を差したカタチに結果的になってしまった。そうだよ、みんな知り合ってまだ2時間半なのに、そこでいきなりカップリングなんてムリしてすることなかったんだ。ここは「楽しかった」という気持ちを次につなげる方向にもっていく場面だったのだ。
この手のイベントのお決まりのパターンとは言え、そんな配慮に欠けた展開に持って行ってしまった自分の愚かさが悔やまれる…。
今の心境
参加者の方々がカップリング発表の直前に書いてくれた「今の心境(ポエムでも可)」を最後に紹介したい。
- このようなイベントに初めて参加したのですが楽しかったです。
- もっと話したいです。
- まだ遊びたいです。
- 楽しい時間はあっという間にすぎてしまうのです。
- 他のめぐりあいイベントにも参加したい
- 明日があるさ!
- 遠くまでがんばったのでマチがエタ。(?)
- 斎藤さん、今日はお疲れさまでした。本物の斎藤さんに会えたのが一番嬉しかったです。いや、イベントもとっても楽しかったですよ。また何かあればよろしくおねがいします。街で見かけたら声かけますね。
- 終了はつらい。まだこの時間を楽しみたい。
- 友人と応募していて私だけだったので最初は「一人で参加でどうしよう…」とすごくドキドキでした。でも楽しかったです。またこのような企画があったら参加してみたいと思います。スタッフのみなさんの工夫もすごく感じました。いろいろな企画で楽しい時間が過ごせました。ありがとうございました!
- やわらかな光に包まれた町で、行き交う人々は愛に満ちている。私はまだその地に行くことが許されないのだろうか。時間って思ったより少なかったですね。
(家に帰ってからこれら感想を読み、その後の展開の気まずさを思い出しては、ますます胸が痛んだのであった…。) |