●確かに見られた変化
ともあれ、それは慣れの問題でもあるだろう。これまでの寝起きとは明らか違うというのは確かだ。
それ以降の使用でも、大体ぱっちり目が覚める。ただ、もう一つ意外だったのは、それでも二度寝をしたい自分がいるということだ。
パチッと目が覚めて、それはそれでいい。ただ、それでもやっぱりもう一回寝たいなと思ってしまう。実際、二度寝をしてしまって、ぎりぎりの時間にアラーム設定してある別の目覚まし時計で起きることもある。
そんなところで感じる自分の気持ちの弱さ。これも時計の機能とは別のところでの戦いだ。
腕時計ということから起因する注意点もある。通常、腕は布団の中にあるため、アラームの音があまりよく聞こえないことがあるのだ。それで目覚められないケースもあった。
仕事があるので目覚めは確実にしたい。そういう意味では上でも書いたように普通の目覚ましを併用した方が無難だろう。
この点は季節にも関連すると思う。タオルケットを一枚おなかにかけて寝るような季節には、こうした注意点は自然と解決されるだろうなとも感じる。
眠りの壁を突き破る達成感がないことにも慣れてきた。すっきり目覚めて、それでいいじゃないか。そういう自然な感覚にだんだん自分が戻ってきた。
もう小鹿のようだった自分とはさよなら。これからは普通にむくっと人間らしく起きる自分でありたい。
時計は今でも使用中で、留意点は必要であるものの、大体良好な感じで使えています。二度寝との戦いは今でも続けつつ、使う前との違いは強く感じます。
使用感に個人差はあるでしょうし、目覚めのよさと寝癖との関連性は見出せませんでしたが、個人的には快適な目覚めのサポート役となってくれました。
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