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ひらめきの月曜日
 
温泉蒸し料理にチャレンジ!

食材が蒸し上がった

酒を飲んでいたので何分経ったのかよくわからないのだが、もう蒸し上がっただろうという頃に蒸し場へいく。

蓋を開けると猛烈に蒸気が吹き上げていてもの凄く熱い。でも白い煙が玉手箱みたいでちょっと楽しい。


ぜんぜん見えない!

湯気が凄すぎて、置いた食材がまったく見えない。

素肌にこの蒸気を浴びるともの凄い熱いので、長袖を着て手にタオルを巻いて、底のまったく見えない蒸し場に手を突っ込んで食材を引き上げていく。あっつい。


おじいさんになりそうな煙の量。 本気で熱い。

「箱の中身はなんだろな」とかいう罰ゲームみたいだ。 どうにか引き上げ成功。シャツが蒸気で濡れている。

今思えば、湯気を調節する栓を閉めればよかっただけの事なのだが、当時はそのことにまったく頭がまわらなかった。

ほら、酔っていたから。

 

蒸し上がった食材をいただく

蒸し上がった食材は、塩をかけて食べる。

アツイアツイといいながら殻を剥いて、ちょっと塩をふったアナジャコの身はとても甘くておいしかった。これは日本酒で。

普段、「蒸す」という料理法をしないのだが、やってみると簡単でおいしい。枝豆なんかも普通にお湯で茹でた時に比べて、水っぽさが無くて好みの味だ。焼酎に合う。


里芋の蒸し時間に合わせたらアスパラがフニャフニャになってしまった。 枝豆は150円也。

アナジャコは火を通すと赤くなるのだ。 トウモロコシがプリップリしてうまかった。

九州の食材だからなのか、温泉で蒸したからなのか、旅先だからなのか、単に腹が減っているからなのか、なんだかよくわからないけれど、食べ物もお酒もおいしかった。


酔った。 酔った勢いでクワガタ(オス)を捕まえた。

久しぶりに心底酔っぱらった。

またいきたい

ここの宿は東京からだともの凄いアクセスが悪いんだけれど、キッチンが使えて、露天風呂があって、さらに蒸し場があるという、旅先で食材を買って自分で料理して食べたい私にとっては、とても素敵なお宿でした。

常連客が蒸し場でゆで卵をつくっていてとてもおいしそうだったので、今度は生卵を持って泊まりに行きたいです。10泊くらい。


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