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ひらめきの月曜日
 
日の丸弁当の限界に挑む

いけるもんです

「ちょっとでも赤い色が付いたらいい」くらいの勢いで、ごはんを口に突っ込む。味のバランスだとか、ごはん地獄だなーとか余計なことは考えず、ただ黙々とごはんを食べた。

いつのまにやら苦行と化している。


どの写真も表情が暗くて驚く。

おかずって、なんて素晴らしい存在なんだろう。次は何を食べようか考えて、あれこれ迷いながら食べるのって、実はすごく幸せだったんだ。今の私には梅しかない。どこまで食べても梅。いつまで経っても梅。梅。梅…

梅ノイローゼ寸前だ。


梅の味が遠くでする程度の量。
なかなかのペース配分。
ここまで来れば、もう大丈夫だろう。
「あーと1球! あーと1球!」(心の声)

勝った。またしても勝ってしまった。1点差をかろうじて守り切った。手に汗握る投手戦だっただけに、勝った喜びもまた大きい。

思わず、隣のベンチに座ってコンビニ弁当を食べているサラリーマンに「やりました!」と自慢したくなったが、なんとか思いとどまった。


清々しい気持ちです。

おかずってエライ

「もしかしたら、ごはんだけでも食べきることが出来たのではないか。それだけごはんがおいしいってことなのでは…」と今頃になって思っているが、それは弁当としてどうなんだろう。

本文でも書いたが、やっぱりおかずに目移りしながらウキウキとした気分で食べてこそ、弁当として成立するような気がする。

それにしても、これほどまでにごはんを大量に食べたのは久しぶりで、本当に苦しかった。しばらく梅干しは見るのもイヤです。(ごはんはすぐにでも見たい)

菜っぱを敷くと、バングラデシュ国旗弁当になります。

 
 
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