地元民のように疾走
最後の土地とは、倉敷である。皆の憧れの美観地区、倉敷。ここで2つ3つ仕事して、新幹線のぞみで帰ろうと思う。
駅の向こうに天満屋。自分の地元で見かけないような百貨店を見ると、興奮しませんか?
レンタサイクルでGO。
せっかく観光地に来たのだから、ちょっとふらふらしてみようではないか。時間と距離をかせぐため、自転車を借りた(のちに観光客から道を聞かれた。自転車だったから)。
もう、ステキ大気が・・・ステキ光線が・・・私を攻撃してきよるんですわ。
ザ・倉敷。私の負けね・・・。
しかも相場見通しが板書できれいに書かれてる。
この辺で観光ごころを胸に収め、まずはここを攻めてみよう。
4件目の任務:えんぴつ状の民家
地図を片手に、倉敷から北、新幹線の線路方面にどんどん漕いで行く。するとどこかに見えてくるはず、キャッチーなおうちが。
昔、新幹線の窓から見えて驚いた記憶があります。 鉛筆の形をした家がありました。 緑の本体に、てっぺんはちゃんと黒い芯でした。 普通の民家のようで、子供たちが遊んでいたのを覚えています。
まだあの家はあるんでしょうか。 倉敷駅から少し山口寄りの、北側にあったと思います。 お近くの方、見てきていただけると有難いです。
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やがて不安な郊外の景色。
見えてくるはず、キャッチーなおうち、ふふふん・・・と、最初は思っていた。が、よく考えたら、新幹線からも私はそれを見たことがないじゃないか。大丈夫かしら。
やがて薄っすらとした不安は濃度を増していく。地図には強いつもりだったが、なぜか2回も3回も道を間違えた。そしてよくよく見ると、私が今いるこの周辺って、新幹線は絶賛トンネル走行中じゃ、ないかしら?窓からは、えんぴつの家は見えないことになる。
鉄塔と高速道路がいっぺんに!って写真撮ってる場合か。
トンネル=山を切り開いたもの=山、よって私は今、山に向かっている。自転車で、知らない山道をひとり漕いでいる、ってこれもしかしてやめたほうがいいのかもしれないな。
ものすごい勾配なんだ。もう引き返します・・・。
と、いうわけで・・・申し訳ない、ここは自転車では厳しい場所でした。後世の方に託して、では次に行こう、次。
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