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ひらめきの月曜日
 
「科学麺」ってなんだ?台湾コネタラッシュ
 


 先週の記事で書いた、台湾取材の様子。しかし、わざわざ取材をしなくても、外国では普通に街を歩いているだけでも日本の違いがいろいろと見つかるもの。

 見つけては写真を撮り、あとから数えてみると結構な数になっていた。今回は編集部の安藤さんにも台湾の様子を見てもらいながら、見つけたコネタを一気に紹介したいと思います。

小野法師丸



●うまい棒も見つけました

  そういうわけでお届けする、台湾で見つけたコネタたち。編集部の安藤さんと一緒に写真を見ながら、ちょっと気になる細かいことたちを紹介していきたいと思います。

台湾渡航歴のある安藤さんなのだが…
小野 「ではよろしくお願いします。安藤さんは台湾に行ったことはあるんですか?」
安藤 「ありますよ、もう10年以上前かなあ。」
小野 「どういうメンバーで?」
安藤 「うーん、あんまりよく知らない男女、4〜5人くらいだったかな?」
小野 「…なんですかそれは!テレビの「あいのり」みたいな感じですか、それ?」
安藤 「そうですねー。」
小野 「(否定しないのか…)」

(1) 台湾でも「うまい棒」はそのままの名前で販売中
コンビニのお菓子コーナーで、「うまい棒」を発見。値段の5元というのは、滞在時のレートで約17円程度。やや高級です。
普通は味が書いてあるところを見ると、業者のマークらしきものがあって味がわかりません。
裏面を見ると、「口味:法國玉米濃湯味」との表記が。しばらく考えて、コーンポタージュ味ではないかと推察。実際に食べてみましたが、たぶんそうだと思います。

(2) ポップコーンを漢字で書くと、激しい
地下の商店街で見つけたポップコーン売り場。
漢字で書くと、「奇幻爆玉米花」。うまい棒の例からしても「玉米」はトウモロコシでしょう。確かに「奇幻爆」というのはポップコーンの特徴を表していると思いますが、激しいです。

(3) パンと合体したソフトクリームがある
パン屋さんの一角で、ソフトクリームらしきものを売っているのを発見。
なんだかバターロールっぽいパンと、ソフトクリームが合体しています。
置いてあるのを見ると、パンと言っても中は空洞。完全にパンというわけではないようです。
チェリー風味のを食べてみました。カップ部分は固い皮状のパンで、バターっぽい風味とソフトクリームとの取り合わせがおいしかったです。

安藤さんの写真の選択に意図はありません
小野 (「あいのり」発言を受けて)「じゃあラブワゴンにも乗ったわけですか。」
安藤 「まあ、別にワゴンに乗らなくても、雰囲気的にはそんな感じでしたね。」
小野 (冗談で言ったのに…。なんだその余裕の返事は…。)

(4) 「サンドイッチ」は意外な漢字が振られている
パン屋さんで見つけたおいしそうなパン。漢字の「明治」の部分が目をひきました。
「明治」で切るのではなく、「三明治」で「サンドイッチ」の意味であるそうです。「サンミンジー」と読むようです。

(5) 吉野家ではお重も提供している
日本でのおなじみの吉野家は、台北市内でもちらほらありました。
定番の牛丼の他、牛肉と鶏肉のコンビニなったメニューも提供。これ、アメリカで丼物として出しているのは見たことがありましたが、ここではお重に入れてあります。
牛丼と枝豆がセットになったものメニューもあって、日本との微妙な違いもありました。

(6) 北海道の有名なおみやげに似たお菓子がある
スーパーのお菓子売り場はとても充実。
その中に、北海道の銘菓「白い恋人」に似たお菓子がありました。中身はちょっと違うようです。
他にも、たぶん「ポップコーン」と書こうとしたんじゃないかと思われるお菓子を発見。発音はともかく、訴求力を感じました。

小野 (…もう「あいのり」の話はやめだ)「この『パーブゥコーン』って、ずいぶん派手な書き間違いですね。」
安藤 「これ、本格的な発音に忠実なんじゃないですか?」
小野 「えー、そうかな?」
安藤 「ちょっと言ってみましょう。」


小野 「あっ、それっぽい!」
安藤 「前に沖縄に住んでたんですけど、やっぱり発音を忠実に書いてる例がありました。『コーヒーシャープ(coffee shop)』とか。」

(7) 山賊焼きを出すコーヒーショップ
街中で見つけたコーヒーショップ。日本のスターバックスやエクセルシオールに似ている雰囲気もあります。
割としっかりした食事メニューも提供しているようです。中でも気になったのは、右上のメニュー。よく見ると…
「Sanzokuyaki」って書いてあります。「山賊焼き」とコーヒーショップという組み合わせが新鮮でした。

(8) コピーが惜しいケーキ屋さん
おいしそうなケーキをいっぱい並べたケーキ屋さん。どれもきれいで、女性に大人気でした。
ケーキだけではなく、飲み物も出すようなのですが…。
日本語で書かれたコピーが惜しい。たぶん「幸せなのみもの」と言いたかったんだと思います。すごくきれいにしっかり作ってある分、「の」が抜けている残念さが強まって感じられました。

(9) 「科学麺」なるラーメン
コンビニで気になるラーメンを発見。その名も「科学麺」。パッケージの柄は、科学っぽいのかどうか微妙な感じもします。
パッケージの種類はいくつかありました。こちらは上のものよりは、やや科学らしい気がしないでもないです。

サーフィンが趣味である安藤さん
安藤 「そうそう、最近サーファーが台湾に目を付けてるんですよ。」
小野 「どうしてですか?」
安藤 「波がいいらしいんですよ。『台湾の波がヤバい』って話題なんです。あー、行ってみたいなー。」
小野 (俺もまた台湾行きたいけど、目的が違うな…。)

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