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ロマンの木曜日
 
カップヌードルのあの肉に別れを告げる。

世界をつなぐあの肉

僕「あの肉が変わるそうですね、何故変わるんですか?」
担当者様(以下担)「そうですね、発売38年を迎え、進化し続けるためにあの肉、正式名称ダイスミンチが4/20よりコロコロチャーシュー、コロチャーに変わります」
僕「もうすぐですね。一斉に切り替わるんですか?こちらの記念館でもコロチャーになるんでしょうか?」
担「4/20より切り替わりますが小売店のダイスミンチの物の在庫が無くなり次第ですね。こちらの記念館では変えるかはまだ未定で本社で検討中です」

おぉ、ここに来ればまだまだあの肉が食べられるかも知れない。あの肉好きはインスタントラーメン発明記念館に集合だ。それを知ったらきっと世界中から人が押し寄せる。

と、考えると海外でもみんなあの肉を惜しんでるだろう。アメリカ人はガッデムアノニク!とかフランス人はボンソワールアノニク!とか言ってる。カップヌードルを通して世界が一つになりそうだ。


世界中で愛されるカップヌードル


僕「カップヌードルは世界中で発売されてますがすべてにダイスミンチが入ってるんですか?そして、それもコロチャーになるんでしょうか?」
担「カップヌードルは基本の味でも発売する国に合わせてすべて変えてあります。ヨーロッパなどでは「すする」文化が無いので麺を短く、太く変えてあります。もちろん味付けや具材も変えていますがダイスミンチが入っている国もあります。ですが、コロチャーに変更されるのは日本だけの予定です」

と、言うことは海外に行けばダイスミンチが食べられる!国が違うと文化が変わるがカップヌードルも変わる。非常に興味深い。

僕「海外のカップヌードルを食べてみたいんですがヨーロッパバージョンなどといった形で発売されたりしませんか?」
担「海外の法律に沿って作っている物ですのでそれを日本に持ってきて発売する事は出来ません。ですので海外に行った際に食べるかお土産などで楽しんでください」


とってもポップなカップヌードル。どこの国のか忘れた。


僕「僕たちにとっては珍しくても地元の人にとっては当たり前。カップヌードルがその国の郷土食の様な存在になっていておもしろいですね。これからは逆に海外の方からコロチャーが重宝がられるかも知れませんね」
担「そうですね。コロチャーに変更されることで残念がられる方が多いようですがこれはカップヌードルの進化ですので期待して欲しいです。私もまだ食べたことはありませんが非常に楽しみです」
僕「そういわれると僕も楽しみになってきました。期待します、ありがとうございました」

あの肉を作った日清食品がそれを進化させたのだ、そりゃあ美味いだろう。凄く楽しみだ。


インスタントラーメン発明記念館

〒563-0041
大阪府池田市満寿美(ますみ)町 8-25
9時30分〜16時(入館は15時30分まで)


この季節、新生活を楽しんでいる人たちが多いだろうがそれは以前の所をちゃんと卒業したからだ。僕もコロチャーを迎えるためにあの肉との卒業式を始めよう。

 

僕とあの肉花見卒業式

辛気くさい別れは嫌いだ、華々しく送り出してやろう。ちょうどこの季節、花見をしようではないか。


人で賑わうが結構散ってました。


散っていようが構うまい、外で食べるカップヌードルは美味いのだ。僕が作った肉だけのカップヌードルを桜の木の下で食べよう。


お湯を沸かすためにコンロ持参でカップヌードル

さぁ入湯。まだかまだかと気がはやる。1分半で出来上がり。僕は堅めが好きなのだ。


出来た!肉だけカップヌードル。左からカレー、普通、シーフード。見た目一緒。

うおぉぉ、肉だ。全部肉だ。彩り無視、バランス無視。正に欲望だけのカップヌードルといえるだろう。

脂の匂いが強く、食欲をかき立てられる。さぁ食おう、むさぼろう。


うっひゃー。肉、肉、肉だらけ。うまーい。
肉うまーい。肉いっぱい、肉だらけ。

ガツン!パンチがある。スープの味がとても濃くなっていて脂でコクが出ている。しかもどれだけ食べても肉が出てくるのだ。数えてみると約50個。そう、通常の肉の10倍だ。食べても食べても無くならない。なんだこの幸せのマシンガンは。


あっという間に食べきってしまった。


うれしさの勢いで食べきったが、後から覚える満腹感。通常のカップヌードルとは比較にならない。味の濃さのせいか、それとも肉の持つ力か。100個くらいのあの肉を食べたんだからそりゃそうか。

やっぱり花見は弁当よね

そうはいってもいって花見でこれじゃあ少し寂しい。と言うことで弁当も用意した。


すべてカップ麺の具材弁当。


かといってただの弁当じゃ、あの肉卒業式には合わない。今回はすべてカップ麺の具材を利用した弁当を作った。

右からあの肉とタマゴの二色丼。真ん中上がエビのかき揚げ中段カップヌードルカレーのジャガイモ利用ポテトサラダ。真ん中下段エビのマヨネーズ和え。左がどん兵衛いなり寿司とタマゴだ。


いただきまーす。あの肉とご飯の相性はどうか。


やっぱり美味い。あの肉の味の濃さとタマゴの優しい甘みがご飯にぴったりだ。あの肉はラーメンだけではなくご飯にも合う。あの肉は凄い、あの肉は旨い。だけどさすがに多い。通常のカップヌードル30個分ぐらいは食べてるぞあの肉。

 

ごちそうさま、あの肉

苦しいぐらいに食べてしまった。通常ならこのぐらいは食べられる量なのだが今回は苦しい。味の濃さなのか脂なのか。僕が胸一杯になっているからか。あぁ食った食った。もうしばらくはあの肉食べたくない。

でもしばらくしたら食べられない。ありがとう、あの肉。さようなら、あの肉。


桜に送られるあの肉。

ドラえもんの声が変わってもみんな慣れていくように今回のあの肉も忘れられてしまうんだろう。 変わることは悪いことではないし今を大事にするのも悪い事ではない。だけど知らずに好きな物がなくなってしまうのは悲しい。今回僕はあの肉が変わる前にそのことを知り、思いっきり堪能できた。とても幸せだ。皆さんもあと少しの時間あの肉を愛してやってくださいな。

上手い人が書けばこんなに可愛くも出来るよ


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