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ロマンの木曜日
 
ゴルファーになりたい(見た目だけでも)

ナイスショット

その試行錯誤の結果がこれだ。


お前にホールインワン

どこかインチキくさい

なかなかのものだ。
手前味噌だが、そこそこいい線いってると思う。
しかし、よく見るとどうもニセモノっぽい。
ぱっと見はゴルファーな気もするのだが、どこか違う。
なんというか、「ゴルファーっぽい写真を撮りたい人」の写真なのだ。
実際にそうだからそれで十分なのだが、もっとリアルなゴルファーになりたい。


腰が入っていないし
全体的にふにゃふにゃだ

問題はスイングだな

そのニセモノ感の原因は簡単にわかる。
スイングがいい加減なのだ。
写真で見るゴルファーは、スパッと決まっていてかっこいい。
それに対し僕のはだらしない。
腰のひねりや軸足への体重のかけ方とか、専門的にはいろいろと改める要素はあるのだろうが、今回ゴルフをやるつもりは全然ないのでムダな努力はしたくない。


スイングしなきゃいいんだ

というわけで、スイングしないポーズで撮影してみた。
すると、今度はお玉が気になる。
草むらでお玉を持ったおめでたい人の写真になってしまうのだ。
これはいかん。


これもまたダイソー

収納ラックのポール登場

さすがにお玉じゃダメかもとはうすうす感づいていたので、念のために金属の棒も買っておいた。
スチールシェルフというのだろうか、組み立てて使う棚の足である。
これを持って、こんどはバンカー(に見立てた砂浜)に立ってみた。


やっぱり
スイングしたらダメだ

もう振るな

これは僕の運動神経のせいなのだろう、スイングしたショットを何枚も撮影してもらったのだが、どうにも腰が引けていて、しかもくねくねしていてダメなのだ。
そんな中、いちばんゴルファーっぽかったのがこれだ。


いやー、フックがちょっとスライスしちゃったな

会社でゴルファー

ゴルフのマネをしていない写真がいちばんゴルファーっぽいというのは非常に悲しいことだ。

がしかし、逆に考えると、ゴルフをしていなくてもゴルファーになれるということではないか。
ポジティブシンキングもゴルファーには必要だ。

というわけで、会社に戻ってゴルファーになってみた。


エレベーターホールの芝目を読む

紙コップにお茶がナイスイン



タイムカードはダブルボギー(意味不明)

満足、満足

スイングにはいろいろ意見もあると思うが、見た目はゴルファーになれたのではないだろうか。
これで十分満足した。
それもこれも100円ショップのおかげだ。
悔しいので書かなかったが、実はサンバイザーもいいのが100円ショップに売っていた。
記事を書くたびに思っている気もするが、100円ショップは偉大である。
それをまとめとして、今回の記事は終わろう。

小銭を探すゴルファー



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