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不安な土曜日
 
渋谷のパパと呼ばれる占い師さん

渋谷のパパギャラリー

渋谷のパパの鑑定場所にはたくさんの写真が飾ってあった。


30代の頃の渋谷のパパ。身長が書いてある(183cm)。

トルコの大統領(写真左)と渋谷のパパ(写真右)

アフガニスタン大統領(写真右)と渋谷のパパ(写真左)

渋谷のパパ(写真左)とヒゲが凄く長い遠い親戚(写真右)

渋谷のパパよりも凄いヒゲの人が登場してしまった。

宮城さん < 渋谷のパパ < 遠い親戚の人

世界は広い。




最後におまじない

10分の鑑定が終わり(5分くらい延長サービスしてくれた)、最後に渋谷のパパが「気」を送ってくれるという。両手の手の平を上にして構えると、渋谷のパパが上から手を被せてくる。触るか触らないか、ギリギリの所で渋谷のパパは手を止めて「気」を送る。手の平が熱くなり、汗をかいているのが分かる。


僕に「気」を送る渋谷のパパ

「私ガ言ウコトヲ、復唱シテ下サイ」

渋谷のパパから「気」を受けながら、渋谷のパパが言うことを復唱していく。

パパ「ハッピー、ハッピ−、ハッピー」
住「ハッピー、ハッピー、ハッピー」
パパ「ヘルシー、ヘルシ−、ヘルシ−」
住「ヘルシー、ヘルシー、ヘルシー」
パパ「ウェルシー、ウェルシー、ウェルシー」
住「ウェルシー、ウェ……」

ウェルシーの途中で耐えきれなくなり笑ってしまった。手の平を上に向けて「ハッピー、ハッピー、ハッピー」と言っているのだ。笑い上戸な僕にはきつい。そして時にはスタッフを厳しく叱ることもあったりするのだ。例えば僕に叱られたスタッフが偶然この光景を見かけたらどうだろう? 転職を考えると思う。

しかし、渋谷のパパはあくまでも真面目である。
目が本気だ。


遊びじゃない

復唱は「ビューティービューティービューティ」「プリティ、プリティ、プリティ」と続き、最後に「ラブリーラブリーラブリー」で締めくくられる。最後のラブリーは出来るだけ低い声で復唱するように言われる。

目一杯の低音で「ラブリーラブリーラブリー」と復唱して渋谷のパパの鑑定は終了した。




で、僕の未来はどうなのか?

渋谷のパパの鑑定により、今後僕は2012年、2016年に運気が高まって、2020年に人生最後にして最大のチャンスを迎えるらしい。


今後最初のチャンス。2012年にへんか?

50才の時の最大のチャンス。Lastchance Best chance

グラフにするとこういう感じ

2012年、2016年、2020年。
すべてオリンピックが開催される年である。

今後はオリンピックがある年にチャンスが巡ってくるらしい。選手か? 日本代表として何かしらの競技に出る、ということかもしれない。





 
   

 
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