すべてがあの頃のままだった。小川とも言えないほど小さな流れだけれど、湧き水があるようでとても澄んでいる。そして流れを囲うように両脇にびっしりとクレソンが生えている。懐かしいやらうれしいやら不思議な気分だった。
子どもの頃見たまんまの風景を目の当たりにし、タイムスリップしたようだった。しかもそこで好きな食べ物が採り放題。夢でもみているのかもしれない。
家であらためて見てみるとすごい量だった事に気づいた。しかし望んでいたクレソン大量食いができると思うとどんとこいという思いである。